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セミナーや講演中の写真撮影、録音を禁止したい

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青山華子

ブログやSNSが出現してから、セミナーや講演中に、講師の写真や講義に使っているスライドなどの写真をスマホで撮影する方が増えましたね。

また、セミナーや講演を録音してもいいか?と受講者に聞かれることもあります。

セミナー中の写真撮影、録音はありか、なしか?

この問題について考えてみます。

※この記事は、私が運営しているオンラインコミュニティ(オンラインサロン)先生相談室に寄せられた質問とその回答を、加筆したものです。内容は少し編集しています。

セミナーや講義中に写真撮影されたり、録音されたくないという悩み

先生相談室のメンバー様から、以下のような質問をいただきました。

==
セミナーや講義中に写真撮影されたり、録音されるのがいやです。

個人向けのセミナーで、以前、参加者の方に困った記事の書かれ方をしたり、ある時はほとんどすべての内容をブログに書かれたことがあります。

勝手に私の講義中の写真を、全然関係ない記事の時に使われたり、まるでその人のセミナーに自分が登壇したように見える投稿もされました。
        
こういうのってもやもやします。

勝手に録音もあまりしてほしくありません。
          
ただ、修正や削除をして欲しいと伝えても、参加者の中には「何が悪いの?」という感じで、著作権や肖像権をよくわかっていない方もいるし、結局、記事もそのままで対応に悩みます。
          
青山さんは、ネットでは顔出しNGだそうですが、セミナーやイベントなどで知らない方に勝手に写真を撮られたりしませんか?

何か対策していますか?

録音はOKにしていますか?
            
みなさんは普通、どうしているのでしょうか?

写真撮影や録画を許すかどうかは講師が決めて良い

【私の回答】
セミナーや講演で使用するスライドやレジュメの著作権は講師にあります。

講師の写真の肖像権も、もちろん講師にあります。

ですから、セミナー中の写真撮影をOKするか、録音や録画はOKかどうかは、講師自身が決めることだと私は思っています。

「みなさんはどうしていることが多いのか」ですが、私の経験上、法人向けの研修やセミナーを行うことが多い講師は、写真撮影や録音をNGにしていることがほとんど。

逆に、個人向けのセミナーが中心で、SNSでどんどん自分のことを広めて欲しいと思っている講師には、じゃんじゃん写真撮影してもOK!という方もいます。

どちらが正しいということもないので、写真撮影や録画をされることが嫌なら、「禁止」にしたらいいと思います。

注意する人

セミナーやイベントで勝手に写真を撮られたりしないか

私の場合、勝手に自分の写真を撮られたことはありません。

禁止、注意事項はセミナー開催前に必ずお伝えし、当日もアナウンスすることを自分の鉄則にしています。

さらに、私が主催するセミナーでは、セミナー申込時の自動返信メール、リマインドメールに注意事項として明記する他、当日のセミナーのガイダンスでも上記についてやらないようにお願いをします。
            
写真撮影をしたい気持ちもわかるので、「セミナー中は撮影禁止ですが、私と写真を撮りたい方は、休み時間などにひと声かけてくだされば、「扇子」で顔を隠した状態でならOKです。講義中はご遠慮ください」とお伝えします。

参加者のみなさんも納得し、快く守ってくださっています。

●外部招致の場合は?
            
外部招致でセミナーをする場合は、主催者の方が私に気を使ってくださり、事前にアナウンスしてくださることがほとんどです。

法人向けの研修の場合も同じです。
          
また、私もセミナー引き受け時に「お願い事項」として書面で注意事項を渡してあります。

禁止事項や注意事項は、セミナーの開始前に伝えよう

こういうことは、最初が肝心です。

セミナーの参加者の中には、きちんとルールを教えてもらわないと、それがNGだとわからない方もいます。

また、撮影した写真は、即、SNSなどにアップされてしまうかもしれません。

よって、セミナー開始前にしっかりとガイダンスの時間を取り、禁止事項があれば全員にお伝えしてください。

著作権や肖像権はよくわからない人が多いという前提で伝える

みんなが著作権や肖像権について知っているわけではありません。

参加者の中には、それがNG行為だと知らない方だっています。

また、講師の中には、ばんばん写真を撮ってSNSにアップして欲しいと希望される方もいます。

そういう講師のセミナーしか出たことがないので、参加者が写真を撮りまくるのが当たり前だと思っていたということだってあるのです。

ですから、写真には肖像権があり、勝手に撮影したり、SNSに許可なくアップしたりしないで欲しいこと、セミナーの内容にも著作権があるので、全てをネットに書いたり、記事にしたりしないで欲しいとしっかり伝えましょう。

ちなみに、以前、「イブスタ(千葉中央勉強会)で私が講師として登壇した際、主宰の長谷川亜由美さんが、しっかりと書面、および口頭で「写真撮影禁止」の件を事前にアナウンスしてくださいました。
        
その時、参加者にこのような用紙が配られ、さらにこの用紙をよみながら説明もされていらっしゃいました。

注意事項
 
私は、この徹底ぶりはすばらしいと思いました。

もし、主催するセミナーの数が多いなら、こういう書面を用意しておくのも有効な方法です。

私の失敗例(スライドの写真撮影、テキスト出回り事件)

えらそうに書いている私も、実はなんどか失敗し、あとで後悔したことがあります。

まず「スライドの写真撮影」についての失敗。

そのセミナーでは、テキストを配布しなかったので、セミナー受講者からスライドを写真に撮ってもいいかと聞かれてOKしました。

最初は、写真撮影する人は1人か2人くらいでした。

が、「写真を撮ってもいいんだ」とわかると、私も!私も!と次々、スライドを写真撮影する人が増え、セミナー会場は、さながら「何かの記者会見の会場」のようになってしまいました。

スライドが一枚、表示されるたびに、パシャパシャ、パシャパシャと会場にシャッターの音が響き渡り、会場は異様な雰囲気に!

いちいち全員が写真を撮り終わるのを待って次のページへ・・と進行しなくてはならなくなり、もともと見積もっていた進行時間も、どんどん遅れていく始末。

仕方がないので、途中から「写真撮影」をやめてもらい、セミナーテキストの一部を抜粋して、あとでPDFで配布するという方法に変更しました。

今、思い出してもこれは失敗だったと思います。

スライド5

もう1つの失敗は「テキストの著作権」について。

セミナーのテキストにも著作権があることを参加者に事前に説明せずに配布した結果、「これは有料で受けたセミナーだから、自分のセミナーに自由に使ってもOKなんだ」と勝手に解釈したある参加者の方がいらっしゃいました。

その方は、私の配布したテキストに、(C)表記のところだけ上から自分のロゴを貼ってコピーし、「自分のセミナーのテキスト」として堂々と私のテキストを配り、あちこちで同じ内容のセミナーを開催していました。

その話を人伝いに聞いて、やめるようにお願いしたところ、逆ギレされてしまい、とても困ったことを覚えています。

これも完全に私のミスで、最初にしっかりと禁止事項を説明しなかったのが悪かったのだと深く反省しました。

それ以来、毎回、テキストの著作権のことも、事前に説明をするようにしています。

マイルールを決めて毎回、徹底しよう

録音に関しても、同じことが言えます。

録音をしてほしくないなら、セミナー開始前にその旨をしっかり伝えましょう。

大事なことは「マイルールを決めて、毎回、セミナー開始前にお伝えする」ことを徹底して守ること。

それで、だいたいのトラブルは防げます。

講師も、受講生も、気持ちよくセミナーの時間を過ごすために、禁止事項は先に伝え、「納得して参加する場作り」をしたいですね。

【こちらの記事も参考に】
facebookやブログにセミナー参加者の写真を載せる時のマナー

ブログやSNSに使えるセミナーや講座の写真の撮り方

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