なぜ講師やコンサルタントにはブランディングが重要なのか、ブランディングするとどんないいことがあるのか

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ブランディングという言葉があちこちで聞かれるようになりました。

個人ブランディング、パーソナルブランディング、セルフブランディング。
これって一体何のこと?と、戸惑っている方も多いのではないでしょうか?

ブランディングと言っても大手企業が行う「ブランディング」と個人事業主や小さな会社の社長が行うブランディングでは、やることが異なります。

ここでは、個人事業主や小さな会社の社長、講師やコンサルタントにとっての「ブランディング」について説明します。

講師やコンサルタントにとってのブランディングとは一体何か?

私はブランディングを「集まって欲しいお客様からあなたが選ばれやすくなるイメージと信頼を作ること」だと思っています。

もっとわかりやすく言うと【●●といえばあなた!】という存在になり、あなたにお願いしたいという【指名買い、指名注文】や、【指名検索】が増える状態になることと定義しています。

ブランドとは何か

講師やコンサルタントのブランディングがうまくいくと得られること

教室の先生や習い事の講師、認定講師なども含めると、10年前と比べて講師やコンサルタントの数は、年々増加しています。

有名な人からあまり知られていない方まで、ごまんといる中で、あなたが選ばれるためには、最低限「周りに知られていること」が必要です。

そんな中で、個人ブランドができると、

  • ○○ならあの人!と覚えてもらいやすくなる
  • ああ!あの○○さんですね、と初対面で言われ、話がはずむ
  • 仕事を頼もうと思った時、あなたのことを思いだしてもらえる
  • 安心感、信頼感が得られるので、紹介されやすくなる
  • 自分や自分のサービスを高く売ることができる(価格競争に巻き込まれない)

という状態になります。

ブランドができると

たとえば、私の例で言うと、「〇〇なら青山さん」と認知されること。「○○を頼む時は、青山さんにお願いしよう」と思ってもらえること。

ブログやSNSで集客したいなら青山華子さんにコンサルティングやセミナーをお願いしよう!というようなイメージですね。

講師やコンサルタントにブランド力がつくと具体的にはどんないいことがあるのか

講師やコンサルタントにブランド力がつくと、具体的に以下のようなメリットがあります。

合い見積もりや価格競争がなくなる

講師やコンサルタントの世界は今、過当競争が激しくなっており、数年前に比べて講師料の相場も下がりつつあります。

その差は、単価にして10倍以上の開きがあり、ブランド力のない講師やコンサルタントは、価格競争で疲弊しがちです。

たとえば、同じ法人研修でも、新人の無名講師の単価は2時間の研修で講師料は3万円。
有名講師だと30万から50万円です。

公的機関も、講師の知名度で露骨に講師料に差をつけています。

実際にどれくらいの違いがあるかは、私が書いた下記の記事の中に「価格表」へのリンクがありますのでそちらを参照してください。

講師料や講演料の相場とシビアな現実と、22年以上業界で見てきた、あなたの価値を3倍にする方法2023年版

講師料の相場ってどれくらいなんだろう、自分の研修やセミナーの価格は妥当なのだろうかと思っているあなたへ 外部から講師を呼びたいが、いくら払えばいいのだろう・・・…

指名買いが増える

講師やコンサルタントの知名度、ブランド力が上がると「あなたにお願いしたい」という人、企業や団体が増えてきます。

これを「指名買い」と言います。

指名買いが増えると、合い見積もりや価格競争はなくなりますし、あなたがお客様から選ばれやすくなります。

単価が高くなる

講師やコンサルタントのブランド力が上がり、指名買いが増えると、当然、あなたのサービスの価格も高くなります。

「高単価」の仕事が増えると経営的にはいいことばかりです。

たくさんのセミナーやコンサルティングをこなさなくてもいいので、じっくりと準備に時間をかけられますし、受講生とゆっくり向き合う余裕もできます。

勉強や研究をする時間もとれるでしょう。

資金面でも楽になるので、気持ちに余裕が生まれ、結果としてますます売れっ子になっていきます。

ファンや応援者、リピーターが増える

講師やコンサルタントの知名度、ブランド力が上がるにつれて自然と増えてくるのが、ファンや応援者です。

人はやはり有名人が好き。

残念ながら無名な人よりも有名人の話を聞きたがるのが多くの人の常です。

ブランド力がつくと同じ事を発信していても、たくさんの人がそれを見たり聞いたりしてくれて、より多くの人に届きます。

結果、それを見聞きした人がファンや応援者になるという好循環が起きるのです。

何度もあちこちで見かけることで、またその方のセミナーやコンサルティングを受けたくなり、リピーターが増えるといういい流れも生まれます。

あなたの話や意見を聞いてもらいやすくなる

私の発信していることって10年前、20年前と本質はほとんど変わっていません。

ただ、無名だった時には、誰も私の話を聞いてくれなかった。
聞いても、軽くスルーされていた。

少しでも有名な人、影響力がありそうな人の話でないと、誰も耳を傾けないのだ、という、シビアな現実がそこにありました。

勝間和代さんもご自身の著書「有名人になるということ」の中で、同じようなことを書いていらっしゃいましたが、ブランド力ができると、あなたの話、意見を聞いてもらいやすくなります。

これこそが【ブランディングをする本当の目的】ではないかと私は思っています。

●●といえばあなた!という存在になるために必要なこと

●●といえばあなた!という存在になるために必要なこと、順番は以下のようになります。

1)あなたが勝てそうな分野で専門領域を絞り何の専門家になるのかを決める

2)何であなたのことを覚えられるかを決め、わかりやすい目印を持つ
(キャッチコピー、肩書、見た目、何屋さんか。アイコンのようなもの、カラーやデザイン、決めセリフ、背景やバックグラウンド、賞など記憶に残り頭にねばりつくもの)

3)一貫性をもってその専門分野についての発信を続ける

4)その専門分野で第三者評価を増やして実績を積んでいく

5)その専門分野で第一人者として認知される

ブランディングのステップは以下をご参照ください。

パーソナルブランディングってどういう状態になったらOK?

パーソナル・ブランディングの概念はわかったのですが、どんな状態になったら「合格」といえるのでしょうか?その目安を教えて下さい。 たとえば、ブログのアクセス数や読…

●●といえばあなた!という存在になるためにまず何からやればいいか

ブランディングをするには「周囲に認知されていること」が絶対条件となります。

認知は、「インパクト」×「繰り返し」で促進されます。

あなたのこと、あなたの名前を「どこかで見たことがある」「どこかで聞いたことがある」状態を作ることが第一歩なのです。

そのために、まずは一貫性をもって大量発信をしましょう。

自由投稿 スマホイメージ

そうは言っても何からやればいいの?と思った方も多いはず。

私がおすすめするのは、ブログでの発信です。

ブログは、ほとんどお金をかけずにやれて、自分の宝になってくれる大事なメディアです。

ブログはオワコンと言う人もいますが、きちんと運営すればブランディングするために力を発揮します。

もしブログが苦手ならSNSでもOK。

とにかく、何かの媒体であなたの専門分野をこれでもか!と発信してください。

まずはブログやSNSでどんどん自分の専門分野について発信し、「お客様候補に知られること、認知されること」を目指しましょう。

ブランディングの第一歩はそこから始まります。

こちらの記事も参考に!

青山華子がブランディングに目覚めた理由

ブランディングして●●といえばあなた!になるために必要な7つの秘訣

パーソナルブランディングってどういう状態になったらOK?

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