仕事につながる個人起業家のためのブランディング1
先日、第1回個人起業家のためのブランディング勉強会を開催しました。講師は、私と、ブランディング戦略コンサルタントの松下一子さん。
松下一子さんのブログはこちら
個人ブランド(パーソナルブランド)とは?
個人ブランドとは、簡単に言うと「周囲が抱いているあなたのイメージ」のことで、ブランディングはそれを作り上げる行為をさします。
私は「個人ブランド」を、以下のように定義しています。
1・自分が狙っている市場で「認知」されていること
2・その市場の中で「あなたが選ばれる理由がある」こと
目指すのは、こちらから無理に売り込まなくても、
お客様の方から仕事を頼んでもらえるようになること
個人ブランドがあると、口コミ、紹介が起きやすいので、うまく活用するとビジネスが加速します。
狙った市場で認知されるためには?
個人ブランディングの第一歩は、「認知」されていること。何かを見て「青山華子さんだ!」とわかってもらわないといけません。
何も、全国に名前と顔が知られていなくたっていいんです。あなたが狙っている市場の中だけで認知されていればそれでOK。
認知されるためには、以下の2つの要素が必要です。
1・インパクト
2・繰り返し
あなたが印象に残らないと、なかなか覚えてもらえませんし、何度も同じことを繰り返さないと、すぐ忘れられてしまいます。
必要なのは「一貫性」です。
いつも同じ顔、髪型、印象でメッセージを発信し続けてやっと「認知」は促進されます。できれば、2年は印象を変えない方がいいでしょう。
ですから、プロフィール写真やブログやホームページなどのヘッダ、あなたのキャッチコピーなどは、いったん決めたらころころ変えない方がいいのです。
もちろん認知がされたら、リニューアルするのは問題ありませんが、覚えられるまでは、あまり印象を変えないというのはブランディングの鉄則です。
プロフィール写真の重要さと力を入れた方がいい職業
私は過去、企業担当者300人に直接アンケートを取り、「あなたが、はじめて誰かに仕事を依頼しようとするとき、どこをチェックしますか?」という質問をしたことがあります。
すると、ほぼ100%の方が「顔(プロフィール)写真」と答えたのです!
【参考記事】
法人からお仕事をもらいたい方へ依頼する側がチェックしていることとは?
転職などでも、採用担当者は真っ先に顔写真をチェックしますよね?あれと同じで、「顔写真」というのは、重要なチェックポイントなのです。
特に力を入れた方がいいのは、「自分を売る仕事」の方たち。プロフィール写真の印象で受注が決まってしまうので、きちんとした写真を用意されることをおススメします。
コンサルタント、士業、カウンセラー、セミナー講師、認定講師、講演家、アドバイザー、セラピスト、営業マン、社長など、「あなた自身の人柄やキャラクター」が重要な要素の方は、しっかりとした顔写真を用意しましょう。
仕事につながるプロフィール写真とは
お客様は、「こういう仕事ならこういう人柄だろう」というイメージを勝手に持っています。たとえば、金融関係の仕事をしているなら、お金のことはきっちりしている方だろうとか、税理士なら、誠実で、緻密で丁寧な仕事をしてくれるだろう、等。
そのイメージと、あなたの見せたいイメージに、激しくギャップがあるとうまくいきません。美しいとか、かっこいいとか印象がいいだけでは、だめなのです。お客様の期待像とあなたのイメージが一致しているプロフィール写真、それが「仕事につながる」写真です。
プロフィール写真撮影時の注意点
あまり盛りすぎないこと。これにつきます。
※盛る、とは、見た目を実物以上にきれいに、またはかっこ良く見せるために化粧を濃くしたり、ファッションを奇抜にしたり、写真を加工したり、実際の自分より良く見せようとしすぎること
実際にお会いした時、写真のイメージとあまりにも違いすぎると、かえって逆ブランディングになるので、注意してください。
【参考記事】
セルフブランディング ネットの嘘と真実 盛りすぎは逆ブランディングに!
また、女性にありがちなのが、撮影時のメイク、髪型に凝りすぎて、プロのヘアメイクさんに頼まないと、二度と自分ではそのスタイルを再現できない写真をプロフィール写真にしてしまうこと。
あなたが芸能人やモデルで、スタイリストが常についてくれる人ならそれでも構わないのですが、そうでない場合、実際に会った時の印象とかい離しすぎない髪型、メイクで撮影をされることをおススメします。
番外編:顔出ししないプロフィール写真もあり
世の中には、顔写真を公開したくない方、したくてもできない理由がある方もいらっしゃいます。また、過去の私のクライアントさんのように、顔が怖いので顔写真を出してしまうとかえってお客様が来なくなってしまった特殊な例もありました。
この方の場合、キャラクターを作ってそれをアイコン化し、イラストを顔写真のかわりにしたところ、それが成功。○○先生と親しまれています。彼の場合、写真の印象は怖そうなのですが、実際にお会いすると、話し方がとても優しいので、それに中和されて、写真ほど怖い印象を受けないのです。
人の印象は、声や話し方、服装などの要素もかなり大きいですからね。この場合は、写真でなくてもOKです。
また、人柄より作品で勝負する作家、デザイナー、カメラマンなどは、顔写真をあえて出さず、微妙に顔が見えない写真をプロフィール写真に使っても問題ないはず。
顔を公開するかどうか、どんなイメージの写真にするかは、あなたの職業、戦略によって使い分けてくださいね。
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