売れる階段をあがっていくとき起こる正解のない悩み

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最近、私は「集客のテクニック」系の相談より「人間関係」や「答えのない悩み」を相談されることが増えています。

全く売れなかったステージからだんだんと売れるようになると、みなさんに共通に発生する悩みについて、今日は詳しく書いてみました。

※この記事は、青山華子のメルマガ:◎◎ならあの人!と呼ばれる存在になる!あなたの値段を3倍にするブランディング・集客法で書いた内容を、一部、省略&加筆してお届けしています。

SNSやブログの影響力が上がると必ず発生する悩みとは

SNSを使って集客・ブランディングをすると、一気に知名度が上がります。

その結果、必ず発生する悩みは以下のようなこと。

「誰と付き合うか」

「誰と付き合わないか」

「どのイベントには参加しどのイベントは断るか」

「SNSで誰は紹介するけど、誰は紹介しないか」

という人間関係の悩みや、たくさん依頼が来て対応できなくなる悩みがトップです。

他にもいくつかあるので、順番に紹介していきます。

さまざまな依頼の増加(無料有料含めて)

あなたの媒体で何かを紹介してくれませんか、とかイベントのゲスト出演をお願いしたいとか、こんなことをやってもらえませんかという依頼が本当に増えます。

こういう仕事ができる方を知りませんか?セミナー講師を探していますなどの「求人や紹介依頼」も増えますね。

よくある具体例を紹介します。

献本の増加、アマゾンキャンペーン協力依頼
これは本当にいっぱい来ます。
その人の発信しているジャンルにもよるとは思いますが、私のところにもいっぱい来ますね。

クラウドファウンディングを応援してください、シェアしてくださいという依頼
最近、これも多発しているみたいです。

お誘いの増加(イベント、セミナー等)
お友達から知人、1回も会ってない人まで様々なお誘いが本当に増えます。

一緒になにかやりましょう系やコラボのお誘い
これは女性の方は特に多いようです。私もステージアップの時にはたくさん来ました。

企業の担当者様からも声がかかったりしますが、意外と内容が決まっていないことが多くて、一緒に組むかどうか悩ましいものがほとんどでした。

自分は興味が無い、facebookのグループに片っ端から入れられることも増えていきます。

勝手に誰かの手柄にされる、知らない知人が増える

「あなたを育てたのは僕です!」系のことを言う人がどこからともなく湧いてきて、勝手に言いふらされたり、その方のメディアで書かれたりします。

私のセミナーの受講生さんも、弟子でもないのにある方にあれこれ勝手に書かれてとても困っていました。

実は私も、何度かそういうことをされています。

「勝手コンサル」をしてきて、単なるアイディアレベルの雑談をしただけで「青山さんを育てたのは俺だ」と書かれたことが何回かありました。

注)こちらが頼んでいないのに向こうから勝手にコンサルティングやアドバイスをすること

それ以外だと、「親友」と名乗る方が急に増えることもよくあります。

自分と仲がいいとか、紹介されたとか勝手に話を盛って、周囲に話しまくる方が出てきたりしますので、要注意です。

どうでもいいことをいちいち気にしなくてはならなくなる

公平とか平等って難しいです。

誰それは紹介したのに、私は紹介してくれない・・・・なんてことがプチ・クレームになったり、受講生からもらったお土産をSNSに載せる、載せないで悩んだり、ささいなことをいちいち周囲から言われるので、そういうのが気になる人にとっては、非常にめんどくさいです。

受講生からもらったお土産をSNSに載せる、載せないについては、Facebookでもさまざまな意見が寄せられました。

他にも、誰にスピーチを頼むのかで悩んだり、ランチ会やパーティの席順で悩んだりする方も。

ほんっとめんどくさいっす!

と、私などは思うのですが、こういうことを上手にやれる方が順調に出世の階段を登っていくのでしょうねぇ。

同じステージにいた人が離れていく

悲しいことにこれもあります。

ステージアップすると、目線が変わってしまうので、価値観があわなくなってしまうことが多いんです。

駆け出し時代によく会っていた人と話があわなくなったり、時には僻まれたり、嫌味を言われたりすることも。

こういうのは、会社員でもありますね。

むかし、私が会社で管理職に昇進したとき、今までよく一緒にランチに行っていた女性社員たちの輪から急に外されてしまったことがありました。

いわゆる「ランチ外し」ってやつですね。

また、気をつけないと、配偶者と価値観が完全にすれ違っていってしまうので、成長しない配偶者に嫌気が出し、浮気や離婚といったことも起こりがちです。(本当によくあります)

真似されることが増える

これはもう「あれ?似ているな」というレベルから、完全にパクリ、完全コピーでしょ!というものまで様々。

どんな人にも起こりうるので、事前に対策を!

【参考記事】
パクリはどこまで許される?真似されることが嫌なら、圧倒的な世界観を表現しよう

パクリと著作権法違反の境界線

中傷や嫌がらせが増える

へっ?というようなことを2ちゃんねるに書かれたり、悪口を言いふらされたりします。

アマゾンのレビューで酷評されたり、ブログのコメントで批判されたり、嫌がらせのようなことをされたりすることもあるでしょう。

【参考記事】
中傷や嫌がらせをされたときには、どのように対策していますか?

青山華子

時間が一気になくなる

さらに、売れっ子になると仕事が急に忙しくなってきます。問い合わせの数も半端なく増えます。

今まであんなに時間があったのが嘘のように、セミナーだの、研修だの、コンサルティング、カウンセリングだの、打ち合わせだ、資料作成だ、メールの返事出さなきゃ!と一気にあれもこれもやることが増えます。

すると、その結果、

一気に時間がなくなります

やること、捨てるものを選ばざるをえなくなります

サービス、自分の単価を上げざるをえなくなります

最初は、一生懸命どの依頼にもこたえようとするのですが、くたくたになってしまい、積み残しの仕事、返事ができないままのメッセージなどが溜まっていき、

このままじゃだめだ!と、気づきます。

「時間が全然ない!いくら時間があっても足りなーい!」と実感するんですよね。

総括

【何はやらないか、何は減らすか、何に集中するか】

これが常に問われるのがこのステージ特有の悩みです。

義理と自分の時間を秤にかけて、何かに参加しようか、休もうか悩むことも増えます。

予定が重なって、どちらを優先しようか悩みます。

ここで、優しい人は、「気持ちの持ちよう」を変えないとメンタルがやられます。

人にランク付けをしているようでなんだか嫌な気持ちになるし選ぶ基準にも、もやもやしますし、悩んでもしょうがないことに時間を取られて消耗するんです。

でも、この問題をクリアしないと、次のステージへ行けません。

この時点で、「自分の中での線引き」「価値観の再確認」を嫌でもしなければならない時期が来たのです。

ですから、「マイルール」を決めてください。

駆け出しの頃は悩まなかった、

「誰とランチに行くけれど、誰とは行かないのか」

「誰の本は紹介するけれど、誰のはお断りするのか」

「どの仕事を受けて、どれは断るか」

どれも一見、たいしたことがない悩みですが、自分の価値観が明確になっていないと決められません。

また、ここでは「あきらめる技術」「割り切り」「嫌われる勇気」が必要になると覚悟してください。

売れるようになったらなったで、また別の悩みが出てくるものなんです。

ビジネスってそういうもの。

ですから「気持ちを早く切り替えて」次へ行きましょう。

さて、あなたはいかがですか?

自分の中で明確な基準を決めているでしょうか?

今はまだそんなに悩んでいない方も、いつかは当たる壁です。

その時になってもやもやしないように、3ヶ月に1度は自分の価値観を棚卸しすることをオススメします。

【こちらの記事も参考に】
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