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パクリと著作権法違反の境界線

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青山華子

講師やコンサルタントにとって、「パクリ」はなかなか頭が痛い問題です。

私が運営している講師・コンサルタントのためのオンラインコミュニティ「先生相談室」では、インターネットや本には載っていないことを質問されることが多いのですが、最近では、

ランディングページやブログ記事を書く時に、どこまで真似してもいいのか。セミナーの内容は、どの程度の「パクリ」が許されるのか?自分のブログの写真が勝手に無断転載されているが、この場合、どんなペナルティを請求できるのか?等と質問されることも増えてきました。

そこで、今日は、著作権の侵害について、書きます。

なんでも「著作権侵害」になるわけではない

・マネされた!

・パクられた!

からと言って、全部が著作権侵害になるわけではありません。

ある方から「同業の方が自分のファッションやバッグ、アクセサリーなどを真似して困っている。やめてということはできますか?」という相談をいただきました。

これは、法律で禁止されているわけではないので、「話し合って解決する」ことになるでしょう。

【スタイルというのは、真似されてもそれを防ぐことは難しい】のではないかと思います。

著作権が発生するもの、著作権の対象外のもの

私も、著作権侵害のトラブルがあり、知財に詳しい弁護士さんにいろいろ教えてもらったのですが、著作権が発生するもので一般的なものは、

・文章

・デザインや写真など形があるもの

・一番わかりやすいのは商品

・お菓子のパッケージなど「形」があるもの

だそうです。

一方で、「著作権の対象外のもの」というのもあります。

権利の目的とならない著作物については、以下の記事をご参照ください。

アウトなパクリとセーフなパクリの線引きは? 

また、アイディアに関して言うと、

・アイディアはパクられても守る手段がない(意匠登録、商標登録してあるものは別)

・同じサービスをやるなと真似した人に言うことはできない

のです。

なかなか厄介な法律、「独占禁止法」というのがありますから、「これは私が考えたサービスなので、自社以外やるのは禁止」とは
できないんですね。

ですから、講座の内容を丸パクリされた場合、「サービス部分の著作権侵害です」ということはできず、主に文章に対しての削除や差止請求を行うということになるそうです。

※詳しいことは、法律のプロにご相談・確認してください。

コピペの許容範囲は10%以下が目安

●文章のコピペはどれくらいまでなら許されるの?

●記事の引用ってどれくらいしてもいいの?

という質問がありましたが、まるごと引用でOKなのは、10%以下が目安だそうです。

これは、googleのガイドラインにもありますね。

【関連記事】
基準はこれ!引用文をコピペ判定されてペナルティーを受けないようにする方法

Googleはどうやってオリジナル記事とコピー記事を判別するのか

著作権侵害をする気がないのに、うっかり法律違反をしてしまったということがないよう引用の範囲にも気をつけたいですね。

青山華子9

法律(建前)と実情について

パクリはどこまで許される?真似されることが嫌なら、圧倒的な世界観を表現しよう

という記事でも書きましたが、「法律違反を犯したら、すぐに取り締まってもらえる、確実に罰金がもらえる」とはならないのが現実です。

実際に、あなたが著作権侵害をされたとしたら、「交渉」や「対処」は、自分自身でやらないといけません。

 
私はこれまで、たくさんのトラブルにあってきました。

自分自身が経験したものや、身内や家族、お客様の実例なども合わせると、経験豊富な方ではないかと思います。

(全く自慢になりませんが・・・)

訴訟(裁判)を起こされたことも、訴訟を起こしたこともあります。

トラブルが発生し、プロに頼んだこともあるし、自分で解決したこともあります。

未回収債権の回収(つまり、相手がバックレてお金を払わないで逃げた事件)については、プロは頼りにならないので、自分で回収しましたし、脅しをかけてくる輩さんには、こちらもそれなりの対処をしました。

著作権で守られている音楽をジャスラック申請して許可してもらったこともあります。

反対に、差止請求をしたこともあります。

お客様の、ある権利を守るために、役所との交渉や証拠の書類を揃えるのも全部、自分でやったこともあります。

青山華子
 
私が何をいいたいかと言うと、「プロにおまかせしたから安心だね」とはならないということです。

何故かというと「プロにはプロの領域がある」からです。

プロは「仕事の範囲」が決まっていますので、「あらゆる相談」にはのってくれません。

できることも限られています。
 
 
たとえば、弁護士さんに依頼する場合、

・こちらが経緯をしっかり書面でまとめ

・そのうえで何をどうしたいかを提示し

・弁護士さんが出した選択肢に対し、どうするかを決める

ということをしないといけないんです。

また、プロは「依頼したことはやってくれます」が、どこまで何をやるか?は、自分が決めなくてはいけません。
 
 
ここで、被害にあった側の方が心が折れて、結局は、諦めてしまう方がほとんどなんですよ。

私が知る限りでは、毅然とした態度でのぞまないとこの手の争いごとには勝てません。

著作権侵害をされないために自分でできること

わたしたちができることは、以下だと思います。

1)被害に合わないように守りをできるだけ固める

2)いろいろなケーススタディを知っておく(机上の空論ではなく実際はどうなのか)

3)何が自分にとっての資産になるのかを確認する※守らなければならないものは何か
 
 
それでも、やる人はやる。

どんなに完璧に守りを固めても、一定の割合でパクる人というのは出てくるでしょう。

企業だってやる時はやりますからね。いや、むしろ悪質なものもあります。
 
 
結局のところ、自分を守る一番いい方法は、【マネされてもマネできない領域まで圧倒的に突き抜けること】

ちょっとやそっとじゃマネできない、追いつけないレベルまで、サービスを極める。

それと同時に、「私らしさを全開にした世界観」を作ること。
 
これしかないんだなあと、決意を新たにしました。
 
 
「先生相談室」のコンセプトは、インターネットや本では探せない「活きた情報」を共有すること。

少しずつ「守り」についても、メンバー限定メルマガなどでお伝えしていきたいと思います。
 

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青山華子

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