Zoomセミナーでプロ講師として登壇するときに気を付けたい様々な雑音とその対策

Zoomを使ってお客様にコンサルティングをしたい。
Zoomを使ってお客様に少人数のセミナーを提供したい。
…でも、慣れていないので一連の手順を学んでおきたい!
こんな風にお考えの方に向けて、一連の手順をシリーズでまとめております。
今回は、Zoomセミナーを主宰(ホスト)するときに気を付けたい「音対策」についてまとめました。
それぞれ、家の外、家の中、Zoom部屋・・・というように3つのブロックに分けて解説します。私自身もかれこれ300回以上Zoom会議を主宰していますが、経験を積んだZoomセミナー講師はどんなところに気を付けているのかぜひ参考にしてください。
リアルのセミナー時より音には気を配るべし
Zoomセミナーは、リアルのセミナー以上に「音質」が大事です。
Zoomセミナーは、リアルセミナーのように肉声で音を聞いているのではありません。
マイクを通じて受講者のPCやスマホ音声が届くという性質上、音に依存しているということもありますし、顔出しをしないで「音声だけ聞いている参加者」もいますので、あなたが思っている以上に音には気を配らないといけません。
Zoomでセミナーをする時、講師側が、いいマイクを用意して自分の音声を聞きやすくクリアにお届けすることも大事ですが、特に気をつけなければいけないのは「周囲の雑音」です。
雑音がしょっちゅう入ると、Zoomセミナーが素人っぽく見えてしまいますので、プロ講師としてきちんとZoomセミナーを開催したいあなたは、しっかりここを頭に入れて事前対策をしていきましょう。
よくありがちな雑音について順に説明します。
家の外から入る雑音
宅配便
Zoomセミナー中に「ピンポーン」と鳴る・・・
特に頻繁に通販でものを買っている人は要注意です。
実はこれ私も何度かやらかしてしまい、Zoom会議を中座してしまったことがあります。リアルのセミナーだったらありえないシチュエーションなのですが、自宅だと実は頻繁にありますよね。
- インターホンを切っておく
- 配達指定をして時間をずらす
- インターホンのところに「宅内会議中のため鳴らさないでください。荷物は宅配ボックスへ入れておいてください」と張り紙をしておく
等の対応をすると良いでしょう。
救急車、選挙カー、バイク、電車の音
なかなか防ぎようのないこれらの音。
救急車(消防車)
選挙カー
バイクの騒音
近くを電車が通る音
などなど、「静かにしてください」というわけにもいかないので、これらは自衛するしかありません。
- Zoomセミナー中は窓を閉めておく
- 通り過ぎるまでの数秒間、いつでもマイクをミュートにできるようにする
こうした対策で乗り過ごしてください。
家の中から発生する雑音
家族の生活音
掃除や洗濯、炊事の音
これらはご家族の方に「今日の○時~○時は大事なオンラインセミナーをやるので、なるべく静かにしておいてね」と協力を促すことで対処します。
知人のプロ講師は、Zoomセミナー中は、必ず2か所のドアに以下のような張り紙をしておくそうです。
1つは、Zoomセミナーを行っている部屋のドアに「Zoom中なので絶対にドアを開けないでください」。
もう1つは、玄関のドアに「宅配便の方へ。オンラインセミナー中のため恐れ入りますがインターフォンは鳴らさないでください」。
ちょっとしたことですが、これで外からの雑音を防ぐことができます。
ペットの妨害
犬や猫を室内飼いしていると頻繁に妨害を受けます(笑)
以前はペット部屋とZoom部屋が隣合わせだったので、猫の鳴き声がZoomに入ってしまうこともありましたが、引っ越しを機にフロアを別にしたことで軽減されました。
Zoom部屋を隔離するのが一番です。
電話が鳴る音
これも結構多いです。電話のほかにも、メッセージの着信音やアプリの通知音も含みます。
リアル店舗をお持ちの方はなかなか難しいかもしれませんので
- 電話番を誰かにお願いする
- 留守電モードにしておく
- 営業時間外にZoomセミナーを行う
などの対策を。
そして自分の携帯電話やスマホの音はマナーモードにしておきましょう。
Zoom部屋で入る雑音
ハウリング
スピーカーから出る音をマイクが拾ってしまい、音がループすることで「キーン」という耳をつんざくような音が鳴ることです。
- マイクとスピーカーを離す
- マイク付きイヤホンを使う
こうした対策を取ると良いでしょう
キーボードのカチャカチャ音
これも実は結構うるさいです。自分の音だとあまり気になりませんが、人のキーボード音は気になる人は多いかもしれません。
- キーボードを使わなくてもいいようなセミナーの進行にする
- どうしても使う場合はマイクをミュートにする
- キーボード音がうるさい参加者がいたらその人のマイクを一時的にミュートにする
こんな風に対処してください。
ノートや資料をめくる音
デスク上に資料やカンペを用意してZoomセミナーに臨む場合、机上の音はとても拾いやすいです。
- あらかじめ付箋やメモ帳に要点をまとめておく
- 紙をめくったりする必要がないようにパソコンのモニタに貼っておく
こうした対策が必要です。
まとめ
いかがでしたでしょうか?こうやって挙げてみるだけでもかなり気を付けないといけないことがたくさんあると思います。
家の中に入ってくる音を防ぐ
家の中を静かにする
Zoom部屋を静かにする
エリアごとに考え方を区切って、対策をしてみると良いと思います。
そしてなんといっても最後の砦は…自分のマイクをミュートにすること!
ここをいつでも操作できるようにしておけば、致命的なところは防げるかなと思います。
一つ一つ対策を講じて、プロらしいセミナーができるよう参考になれば幸いです。
よろしければ、こちらのまとめ記事もご覧ください。
青山華子より補足
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