わかりあえない人とは、わかりあえないままでいい

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青山華子

人の価値観はいろいろ。解釈もいろいろ。

何かをいいと思う人もいれば、そんなの全然だめ!と思う人もいる。全員が全員「絶賛する」なんてないんだから。だから少しくらい違った意見をぶつけられても気にしない気にしない。

私が本を出した時、レビューに「初心者向けなのに難しすぎる!専門的すぎるのはどうなのか」と書かれた。
               
次に本を出した時、初心者にもわかりやすいよう意識して書いたら「知っていることばかりで専門家らしさがない」と書かれた。
       
難しいと文句をいう人もいれば、簡単だと文句をいう人もいる。
         
おんなじ人が書いたわけじゃないけれど、いちいち周囲の言うことに振り回されていたら、自分の軸がなくなってしまうと感じた。
     
【ある人にとってはゴミでも別の人にとっては宝】
   
      
それはどっちがいいとか、正しいとかではなく「価値観の違い」
       
だから、無理に価値観の合わない人と、合わせよう、合わせようとしなくてもいいんじゃないかな。
          
  
まだそんなことで消耗しているの?とならないために。

私はたまにfacebookで辛口投稿をしている。

いや、正確には全然、辛口じゃないんだけど、受け取る人にとっては辛口に映るらしい。

その、たった3行の投稿で21人フォロワーが減り、この投稿で34人フォロワーが増えた。

みんなのコメント1つ1つが面白い。

勘違いして欲しくないんだけど、私は別に自分とは違う意見を持った人を受け入れないとか、同じ意見・価値観の人としかおつきあいしたくないって言っているわけじゃない。

いろんな考えがあったほうが面白いよ。

「私はこう思う、だけどあなたの意見もありだね」って認め合える関係が理想だしそういう社会になればいいなって思っている。

ただ、悲しいかな、なぜか同じ意見じゃないと「自分を否定された!」って思う人がいるんだよね。

それは人格の否定じゃなくて「そこだけは別の意見だよ」って言ってるだけなのにね。

友達はコーヒーが好きだけど、私は紅茶が好きだな。

私が言っているのはそういうことなんだけど、それでも否定されたって思われてしまうのは悲しい。

コミュニケーションって、そう簡単ではないんだなっていつも感じる。

にんげんだもの。あわないところだってあるよ。

だけど、それでも違いを受け入れつつ、それを楽しんでいけるといいな。
 
 
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