法人から仕事依頼が欲しい方のためのブログやSNS活用法
私は、コンサルタントという仕事柄、日々、多くの方からいろんな相談を受けています。
【法人の仕事はブログやSNS経由で依頼が来るのか】という質問を最近、よくいただきます。
今回は、【法人から仕事をもらいたい人のためのブログやSNS活用法】についてお届けします。
※この記事は、青山華子のメルマガ:◎◎ならあの人!と呼ばれる存在になる!あなたの値段を3倍にするブランディング・集客法で書いた内容を、一部、省略&加筆してお届けしています。
ブログやSNS経由で法人から仕事の依頼は来るのか
「ブログやSNSをがんばっていますが、法人から仕事がくる気がしないんです。ブログやSNSから法人の仕事の依頼って本当にあるんでしょうか?」
「SNSで発信しても、法人から依頼がないのですが、法人向けには、個人向けとは違う別の発信術があるんですか?コツがあれば教えて欲しいです。」
という質問をいただきました。
私の回答は、
●法人からSNSやブログ経由で仕事依頼はある
●ただし個人向けとは違う「見せ方」が必要になる
です。
法人からSNSやホームページ、ブログ経由で仕事の依頼がありますという声は、こちらのコメント欄でも寄せられています。
青山 華子 - 【法人の仕事はブログやSNS経由で依頼が来るのか】
という質問を最近、よくいただきます。...
【法人の仕事はブログやSNS経由で依頼が来る…
法人はどのようにして研修やセミナー講師を探しているのかを知ることが第一歩
法人の仕事依頼ってどんな風に発生するのか、ご存知ですか?
「自分のメディアに何を書くか」を考える前に、まず、基本的なことを整理してみましょう。
以下は、ある企業さんでの私と担当者の会話です。
※お名前は全て仮名です。
企業担当 高橋さん:Aという研修をやりたいんですが、誰かいい先生を知りませんか?
青山:Aだったら、斉藤さんという方や、井上さんという方がいらっしゃいますよ。
企業担当 高橋さん:へぇ。どんな方なんですか。
青山:斉藤さんは、こんな方ですね。
(facebookやブログ、HPの写真と経歴やプロフィールが書いてあるページを検索して見せる)
今、企業から大人気の女性の講師で、リピート率も高いらしいです。
男性講師ですと、井上さんという方が実績があります。
こんな方です。
(facebookやブログ、HPの写真と経歴やプロフィールが書いてあるページを検索して見せる)
企業担当 高橋さん:なるほど。この2人がおすすめなんですか。
青山:はい、この2人なら自信を持っておすすめできます。
以下、略。
<別の企業での会話>
部長 高橋さん:小林さん、今度、外部講師にセキュリティのセミナーをやってもらいたいと思ってるんだけど、誰かいい人いない?
部下 小林さん:セキュリティのセミナーですか。
残念ながら今すぐ思い当たる人がいません。
部長 高橋さん:じゃあさ、ちょっと調べておいてくれる?
来週の社内会議で稟議にかけたいから。
部下 小林さん:はい、わかりました。
ちなみに、いつ頃、実施の予定ですか?
講師の条件や企画書があれば、もらえると助かります。
部長 高橋さん:企画書はまだこれからだな。
講師条件は・・、確か前年度の時に使った資料がどこかにあるはずだから、探してメールしとくよ。
部下 小林さん:承知しました。では、探してみます。
部長 高橋さん:よろしく頼むね。
さて、この会話を聞いて(読んで)、どう思われましたか?
これは実際の会話をそのまま再現したもので、よくある企業での1シーンです。
法人からのコンサルティング、研修や講演、セミナーの依頼がくるルート
1、企業の担当者経由
2、中小企業の経営幹部、または社長から直接メールやメッセンジャーで
3、キーマンから紹介で
4、各種団体(法人会、商工会、専門家の団体など)から
5、講師ドットコムなどのポータルサイト経由から
6、書籍を見てホームページやSNSを検索し、お問い合わせフォームから
ここでは、代理店(エージェント)経由でくる仕事依頼は除いています。
個人向けのセミナー依頼と違うところは、
・仕事の発注者とSNSやブログを読んでいる人は違う場合があること
・担当者がいいと思っても、社内会議で通らない場合もあること
・明確なチェックポイントや評価基準があること
彼らが気にしているチェックポイントをクリアすれば、ブログやHP、SNSから仕事依頼は増えるでしょう。
ただし、個人向けと同じ感覚で情報発信をしてもダメです。
法人の場合、「あなた個人の情報」はどうでもいいのです。
ファン向けの情報とか、自撮りとか、どこで何食べたー、誰それさんのお茶会行きましたーなどの投稿ばかりしていても、1ミリも法人の担当者の目には届かないのです。
また、ブログは、アメブロなどの個人色が強い無料ブログより、オウンドメディア(ワードプレスなど)で作成する方がいいでしょう。
あなたの「講師としてのプロフィール」ページも見つかりやすいところにあり、かつ、最低限の情報や実績が書かれていることも重要です。
よって、法人向けの仕事依頼をブログやSNS経由で増やしたいなら、以下を必ずやってください。
1、あなたが何の専門家で、誰に向けに何ができて実績はどんなものがあるのか1枚でわかるページを用意する。講師プロフィールをしっかり作る。
2、サービスメニューのページも1ページで用意する。できれば、価格帯がわかるとなおよし。
3、セミナーや講演依頼、出版依頼、取材依頼、研修依頼などが欲しいなら、それ専用の「依頼ページ」を用意する
これらのページは、縦に長くなってもいいので、1ページでまとまっているようにしてください。
各記事に、リンク、リンクで、リンクをたくさんはって「お客様の声」「実績」の記事に飛ばしている方もいますが、1つずつそれを追いかけているほど担当者は暇じゃない。
なので「編集して」1枚のページにしてください。
参考になる記事を作ってみましたので、以下の記事を参考になさってください。【メルマガ読者限定の記事です】
依頼・紹介が3倍増える講演・セミナー依頼ページの作り方
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弊社のHPには、発注側が必ず確認する納期と予算の目安をズバリ載せています。
※現在、新規の仕事はそんなに受けられない状態なので、webに全部の詳細を載せておらず、お問い合わせがあったら、パワーポイントで作成した詳細な企画書を送付しています。
まずは、HPでも、ブログでもいいので、以下のようなページを作りましょう。
●紹介したいと思った人が「このページを見てね」とお知らせできる「実績などがまとまった」ページを作る
●担当者が見て仕事依頼をするのに十分な情報が網羅されているページを作る
その次に、検索エンジンから探されるように対策をすることが大事です。
法人とはいっても、仕事の打診が来るのは担当者から
その担当者が見ているメディアで「私は法人向けの研修やセミナーなどをしています」「その分野の専門家です」というのが伝わる投稿をコンスタントにしていることも大事です。
私の場合、facebookから連絡が来ることがほとんど。
たまに、法人向けのメルマガ読者の方からメールが来ることもあります。
もちろんブログやホームページのお問い合わせフォーム経由でもありますが、90%くらいはfacebook経由です。(2021年1月末現在)
この先、メディアは変わっていくかもしれませんが、結論としては「法人からの仕事依頼はありますよ」という報告でした。
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