無料orお友達価格で仕事を頼まれたら?あなたがプロならばこうしよう
友人からの安い仕事の依頼があった・・・これを受けるべきか?
格安料金を提示されて困っている。でもやったほうがいいのだろうか・・・
イベントで無料でサービスを提供してくれと頼まれている。でも本音を言うと納得いかない。。。
無料orお友達価格で仕事を頼まれたらどうする?友達をクライアントにするってあり?なし?と悩むあなたへ。
お友達価格の問題で、悩んでいる方が多いのでしょうか。
コーチ、コンサルタント、講座の先生向けの売れるきっかけを作るコンサルタントとして活動し、起業歴21年になった私ですが、最近またこの質問が増えています。
ここ数年は、LINEやインスタ、SNSの影響で「お客様との距離」が近くなっていることから、この問題が発生しやすくなっているということも一因かもしれません。
そこで、過去に書いた記事を加筆しました。もし、あなたがこの問題で悩んでいるなら、ぜひしっかり読んで対策をしてください。
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※ブログで集客したい小さな会社の経営者、個人事業主の方へ向けた、自分の価値を高め、人が集まり続けるヒントを書いている青山華子のメルマガのバックナンバーから一部編集してお届けします。
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無料orお友達価格で仕事を頼まれたら、気持ちよくお断りするのがベスト
よく独立・起業した方から相談されるのが、
「友人からの安い仕事の依頼を受けるべきか?」
「格安料金を提示されて困っているがやったほうがいいか」
「イベントで無料でサービスを提供してくれと頼まれている」
など「友人知人がらみの仕事」についてです。
もし自分が断ったら相手が気を悪くするんじゃないかとか、もう声をかけてくれないかもと心配になってついつい無理にOKしていませんか?
これに関しては、いろんな意見があると思いますが、私の考えは「基本、気持ちよくお断りする」です。
原則として、知り合いであろうと、知らない人であろうと自分をプロとしてきちんと尊重した上で、仕事を依頼して下さる方の仕事だけをやっていくことをオススメします。
ずっと安請け合いをしていると、安い人認定されてしまう
特に原価がかかるものや、制作時間が多くかかるものなど「本来であればきちんと対価をいただけるお仕事」をほいほいと安請け合いしていたら、その噂が広まり、
「Aさんにやってくれたんだから、私にもやってくれるよね」「次もお願い!」
ということになって、いつも「無料」とか「お友達価格」でしか対価を払ってもらえない人になってしまいます。
これって、あなたがなめられているってことなんです!
友人から、「プロ」として尊重されておらず、「安い人認定」されているってことなんですね。
それは、わかるけど、まだ仕事が少ないし・・・
そういうケースを積み重ねて、口コミや紹介をもらえるかも・・
その方の気分を害してしまいそうで、なんだか悪い気がする。
そんな風に思った方は、自分なりの「基準」を作りましょう。
友達からの仕事の依頼を受けるかどうかの2つの基準
あくまで私の基準ですが、以下の2つを考えて引きうけるかどうかを決めています。
1、お互いに私情をはさまずに仕事と割り切ってできるか
2、ベストパフォーマンスを出す自信があるか
●基本、友人だろうが家族だろうが、仕事は仕事です。
私の場合、母が経営する会社から仕事を受けるときでも、正規の料金をいただいています。多少のサービスはしますが、身内だから・・・ということで無料とか格安の仕事はしないですね。
友人も同じで、他のお客様と料金では差をつけません。友人価格というのもありません。
また、相手が「友達だから」と依存してこないかどうかも確認しています。
自分に仕事を頼む理由が、せっかくだから知っている方に依頼したい。もちろん仕事は仕事と割り切っている⇒これならOK
友達なんだから、とことん面倒見てくれるはず・安くしてくれるはず⇒遠回しに断ります。
友達割引を設定したい方は、割引ではなく付加価値をつけることがおすすめ。
こちらも最初に基準を決めておくといいですね。例えば以下のように数値で決めておくのです。
・無料で引き受ける期間は、実績が10件になるまでの期間限定とする
・割引は一律20%引きにする
・割引価格でお仕事をする場合、「お客様の声」をWEBに載せることを条件として引き受ける
・安くやってあげるのは、家族のみ
・残念ながら自分が提供しているものとレベル感や価格帯が合わない方には、別の方を紹介する、など。
一番いいのは、「割引」ではなく「付加価値」をつけること。
1ランク上のコースにランクアップ、通常は有料の動画も一緒にプレゼント、時間の延長、プレミアムグッズをプレゼント、コンサルティングをプラス、あなたのメディアで紹介記事を書いてあげるなど、相手が喜ぶものにしてください。
それで人間関係が悪くなるようなら、その程度の友達だったということ。
もし、断ったことで人間関係が悪くなったら?と心配される方も多そうですが、これは言い方を工夫すれば大丈夫です。
相手を傷つけないように「上手な断り方」をしてください。
万が一、断って人間関係が崩れるようなら、相手は、あなたの大切な友人ではなかったのです。
残念ながら「安い人、便利な人として自分を利用しようとしていただけ」とあきらめて、気分を切り替えましょう。
もちろん、あなたもこれと反対のことをしないでください。
友達だからと不当に値切ったり、無理なお願いをしたりしない、きちんと相手を尊重して仕事を依頼する。
これが、ビジネスのマナーだと信じています。
プロは、友情とビジネスを混同しない。
友情は友情。ビジネスはビジネス。
プロは、これらを混合したりはしないものです。
しっかりとしたプロ意識を持って、気持ちよく仕事をしていきたいですね。
自分の中に「仕事を受ける基準」をあらかじめ作っておくと、いざという時迷ったり、振り回されないですみます。
毎回、悩まないですむし、判断が楽になるのでこの機会に「お友達向けの割引率」「一緒に仕事しない人」などを決めておきましょう。
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