全く売れなかったステージからだんだんと売れるようになると、今までとは違った悩みが発生します。

みなさんの共通の悩みについて、今回は詳しく書いてみました。

※この記事は、青山華子のメルマガ：◎◎ならあの人！と呼ばれる存在になる！あなたの値段を３倍にするブランディング・集客法で書いた内容を、一部、省略＆加筆してお届けしています。

ビジネスにおいて、何をやるかというのは重要なこと。

ビジネスをはじめたばかりの頃は、比較的時間もあるので、いろんなことを取り入れたくなりますね。
あれもこれもとやりたくなるのが人というもの。

差別化もしなければいけないし、はやりのものも押さえておかなくちゃ。

そんな風に思ってしまうお気持ち、よくわかります。

でも、気がつくと、いつの間にかたくさんメニューや資格が増えて、「何屋さん」かわからなくなったり、あなたのお店、サービスの「売り」がぼんやりとしてしまっていませんか？

サービスメニューが増えれば増えるほど、あなたらしさがなくなっていきはしないでしょうか。

もし、あなたが「差別化したい」と思うなら、いつもと逆の発想をしてみることをおすすめします。

あれもこれも増やすのではなく、思い切ってやめてみる

みんながやっているなら、あえて逆をやってみるのもいいですね。
つまり、「やらないこと」を決めるのです。

有名なところでは、「QBハウス」を考えてみてください。

・美容室で常識とされていたシャンプーやカットをやめる。

・短時間のカットだけに絞って差別化。

思い切った戦略で、短時間で低価格のサービスを実現し、今ではすっかりサービスが定着しましたよね。

やめることで差別化した例

何かをやめることで、差別化に成功した例を挙げてみます。

●知人のお店は「１２歳以下のお子さんの入店禁止」にしました。
すると、大人のメニューだけで良くなり、客層も客単価も上がったそうです。

●あるカウンセラーは、セミナーをすることをやめました。
すると、悩みの深いお客様だけが来るようになり、高単価で受注をする確率が高くなったのです。

●あるコンサルタントは、申込に結びつかないお茶会をやめました。
すると、時間ができて、結果、コンサルティングのお客様が増えました。

●ある講師は、インスタグラムをやめました。
そこに集まる層がお客様とは異なっていたので、やめても何のデメリットもなかったそうです。
それどころか、かえって落ち着いて仕事ができるようになり、時間ができたので、新しいコンテンツを今、作っているそうです。

思い切って、成果につながっていないことをやめてみませんか？

今、やっていることは、しっかり成果につながっていますか？
なんとなく「やらなきゃいけない」ような気がして、惰性で続けているものはありませんか？

●「何をやるか」よりも「何をやらないか」を考える

●「何を足すか」より「何を引き算するか」を考える。

「やらないこと」の中にこそ、あなたらしさが眠っているのだと私は思います。

「やらないこと」があなたらしさを際立たせるのです。

あなたがやらないことはなんでしょうか？

真にやりたいことのために、何をやめますか？

私も、いくつものことをやめました。

たとえば、

・もともとあまり好きじゃなかったけれど、なんとなくやっていたもの

・何年もやっていたけど違和感を覚えていたもの

・他にもたくさんの競合がいて安売り競争になりそうなサービス

２０１９年からは、思い切って対面の法人研修やセミナーを一切やめて、オンラインに切り替えました。
たまたま２０２０年に、新型コロナウイルスの流行で、オンライン化が一気に進み、対面でサービスをしなくても何の問題もなくなってしまいました。

成果が少ないことをやめた分、時間に余裕ができたので、大切なことに時間をたくさんかけることができるようになって、納得のいく仕事ができるようになったのです。

いつもはいろいろとやりすぎてしまう方は、ぜひ「やらないこと」「やめること」について書き出してみてくださいね。

参考記事

●痛いキラキラ起業女子にならないために。
プロはぜったいにやらない２つのこと

●差別化するにはどんな方法があるのか

●ノマドワークと自由と時間活用術 逆転の発想

●話が長いとよく言われるあなたへ「はぶく」技術

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