Zoomのバーチャル背景、バーチャルお化粧をおすすめしない理由
2020年にオンライン会議が一気に普及したこともあって、私たちが使い始めた2017年頃から比べるとずいぶん機能も充実してきました。
近頃では、バーチャル背景、バーチャルお化粧機能なるものも登場してきており、これらを活用したZoomホストさんも良くお見かけするように。
ですが、このブログの主な読者さんである講師・コンサルタントなどの先生業の皆様には、実はこれらの機能はおすすめしておりません。
部屋が散らかっているときはバーチャル背景を使おうと思っていたのに・・・!
そんなあなたは要注意。
今回の記事ではその理由について解説したいと思います。
【ブログ集客コンサルタント 中村和幸がこの記事を書いています。】
こんにちは。青山華子さんのブログ作りのお手伝いをさせていただいている、先生相談室サポートメンバーの中村です。このたび記事を寄稿させていただきました。ぜひお役立てください!
理由1 ジェスチャーや動きが伴う場合に違和感が大きい
Zoomを使い始めてかれこれ3年が経過しようという頃ですが、私自身はいまだにバーチャル背景を普段使いしていません。
一番の理由は、顔の輪郭が不自然に切り取られて違和感があるからです。
また、動くたびに輪郭がもにょもにょと動くのもどうしても気になってしまう・・・
プライベートな会議ならOKなのですが、特に複数人を相手にしたセミナーの場合「相手の気が散ってしまう」というのもあまりよくないと思うのです。
理由2 小物を使いたい時にストレスを感じる
2つ目の理由は小物を使う時のケース
バーチャル背景はAIで顔や体を自動認識して背景を自動で切り抜く機能なので、「見せたい小物」も一緒に切り取られてしまうケースも多々あります。
特にカードを使ってリーディングをオンラインで行いたい!と思ってらっしゃる方は要注意。
相手とのやり取りにおいて、ストレスの元を極力排除しておくことが重要です。
理由3 先生らしい背景のチョイスが意外と難しい
こちらの理由は、バーチャル背景だからこそ盛りすぎることもできる。ということがかえって仇になるケース。
Zoomに標準で用意されている背景は、海外の有名スポットや自然の風景などですが、「そもそもその背景って、あなたが日ごろから見せている世界観と合っていますか?」という疑問に繋がりかねません。
ブランディングに合わせた背景選びって、実は結構難しいのです。
フリー素材で豊富なテンプレートが用意されているcanva等を使って物色すれば、自分好みの背景をカスタマイズできますが…
そもそもリアルからオンラインに急遽切り替えようとしている人が、慣れない中でそこに時間をかけるのって、どうなの?という気がしないでもないです。
バーチャルお化粧機能についても同様な理由からおすすめしません。
また、2020年にベータ版が追加されたバーチャルお化粧機能ですが、こういったものも上記と同様の理由からあまりお勧めしていません。
そもそも、Zoomをなるべくシンプルな操作で習得することが必要なのに、
- Zoomを起動して
- カメラや音声をチェックして
- バーチャル背景を選び
- バーチャルお化粧をして
- 本番を迎える・・・
という、いくつも手間が重なるのは初心者にはちょっとハードルが高いです。
まずは自分のお部屋を片付けるなり、なるべくスッキリした背景が見せられるカメラ・パソコンの配置を工夫する。というアナログなところから取り掛かるのがお勧めです。
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