専門分野がぼやける問題~あれこれ広げすぎて何屋さんかわかりにくい人は

Pocket
LINEで送る

コンサルタントという仕事柄、日々、多くの方からいろんな相談を受けています。

今回は、私が主宰しているコミュニティ先生相談室のメンバーからいただいた質問について書いてみます。

※この記事は、青山華子のメルマガ:◎◎ならあの人!と呼ばれる存在になる!あなたの値段を3倍にするブランディング・集客法で書いた内容を、一部、省略&加筆してお届けしています。

あなたは何屋?広げすぎたビジネスを整理する方法

・たくさん資格を取りすぎて、何屋さんかわからなくなっている

・自分にできること、依頼されることを次々、引き受けていたら、サービスメニューが多くなりすぎて収集がつかなくなった

・これをうまく整理し、自分のサービスをわかりやすくするには?

という内容でした。

これ、よくあるんですよね。

 

私も後者のパターンに陥って、一時期、自分でも何屋さんなのかわからなくなってしまったことがありました。

近年、かなりサービスメニューを整理し、思い切っていろんな事業をやめ、最終的にシンプルな形にしました。

すると・・・過去最高の収益になったんです。

やっぱりあれもこれもとビジネスを広げすぎると、手間ばかりかかってビジネスが複雑化してしまうので、このパターンに陥っている方は、以下の順に整理して考えてみましょう。

結果や得意なものを自問自答してみる

1、自分が一番結果が出せる自信があるサービスはどれ?

2、「こういう人なら絶対結果が出せる」という人はどんな人?

3、他の人よりうまくできるものは?

収益で見る

1、お金が十分あっても、この先、年をとっても今の仕事を全部やりたいか?

2、一番「粗利益」が大きくて、収益になっているものは?

3、一番売れているものはなにか?

労力で見る

1、あまり労力がかからないものは何か?

2、労力がかかる割にあまり収益にならないものは?

3、めちゃくちゃ時間がかかっている、やると疲れるものは何か?

心に聞いてみる

1、やっていて楽しいものは何か?

2、収益とは関係なく続けたいものは何か?

3、自分を成長させてくれるものは何か?

時代の流れで考える

1、今の時代に合わなくなっているものはないか?

2、この先、そのビジネスは伸びそうか?

3、それは、旬なビジネスか?

継続性で見る

1、それはストックビジネス(積み重なっていくビジネス)になりそうか?

2、リピーターが増えているか?

3、5年、10年と継続しそうか?

自分らしさで見る

1、それは自分らしいか?

2、やっていてしっくりくるか?

3、自分の色が出ているか?

 

まずは1つ1つ「仕分け」して、あまりときめかないもの、昔ほどワクワクしないもの、あんまり儲からないものは思い切ってやめるか、いったん休止しましょう。

これらを整理したら、「残るもの」があります。

それを今度は、じっくり見直します。

たとえば、

・コンサルティング

・コーチング

・セミナー

・DVD販売

というのが残ったとします。

それらは、

「誰の」

「どんな問題を解決するのか」

を考えてみましょう。

これがまとまると、専門分野やビジネスの範囲が明確になります。

私(弊社)は、「リピート率を2倍増やす自宅サロン経営者のためのための集客&メンタルサポート」をしています。

コンサルティング、セミナー、DVDを通じて、「一度来たお客様をリピーターに変える集客のコツ」や、メニュー開発をお手伝いしています。

また、集客や運営で心が折れやすい方のために、コーチングを通じて、経営の困難を乗り越えるためのサポートも行っており、技術とメンタルケアの両面で頼れる存在を目指しています。

(注:この文章は適当に考えました。あくまで例です)

という風に、まとめられたらすっきりしますね。

よく全部の資格やサービスメニューをずらずらずらっと並べ立てている方をお見かけしますが、あんまりたくさんあると、選ぶ方もよくわからなくなるもの。

そういう時には、

誰に

どんなベネフィットがあるのか

を説明する文章でくくり、資格などは、もう少しあとの方にまとめて書いておくようにした方がいいです。

何年かビジネスを続けていると、サービス内容の「やめどき、見直し時」というのが必ずやってきます。

何か違和感があるなと思ったら、一度立ち止まって、整理して考えてみてくださいね。

【無料】先生・コンサルタントのためのZoom使いこなしマニュアル付!オンラインセミナーを仕事に取り入れたい方、必見!

どんなテーマでオンラインセミナーをしたらいいの?
私でもオンラインセミナーに集客できますか?
オンラインセミナーから、バックエンドのサービスのお申し込みをとるには、どんなセミナーをしたらいいの?


このメール講座を読めば、全てわかります。