ビジネスネームのつけ方。顔出しNG本名を出さずに起業するには(保存版)
講師、コンサルタント、士業、何かを教える仕事をしている「先生業」といわれる方たちは、基本、顔写真を公開し、実名で活動するのがセオリー。
でも、会社員で週末起業中なので実名は出したくないとか、旧姓を使い続けたいとか、諸事情で今は顔写真を出せない人もまだまだ多いのです。
私もビジネスネーム、かつ、顔写真をネット上に公開していないので、「顔出しNG」と「ビジネスネームを使うこと」について、よく質問をされます。
何度かいろいろな切り口で記事を書いていますが、改めてこのテーマについて、最新事情をまとめてみます。
きちんとビジネスをやる覚悟があるかをまず確認すべし
出せるなら顔も本名も出したほうがいい。これは心からそう思います。
顔出しNG、ビジネスネームで活動するなら、覚悟を持ってやってください。普通に活動している方よりいろんな面で大変です。
そのぶん良い事もありますが、軽い気持ちでやると失敗します。
顔出しNG、本名を出さずにどこまでビジネスはできるのか
だいたいのことはできます。
2008年からずっとこのスタイルでやってきて支障があったのは、金融関係、TV出演、顔写真掲載が絶対必要なビジネス系雑誌の取材くらいです。
あとは、ほとんどOKでした。もっと詳しく知りたい方は、過去に書いた記事を読んでください。
顔出しするしない、実名にするしない問題
メディアに顔を出すということ(1)顔出しする?しない?
メディアに顔を出すということ(2)顔写真とイメージ
法律的なことについてのまとめ
口座開設、契約書、クレジットカード、登記などについては、以下の記事に詳しくまとめました。
信頼担保はどうするか
まずは自分のメディアで信頼度を高める。ブログ、facebook、ホームページ、メルマガなど。「ひとけ」を出す。コンテンツの中身を良くする。書いている内容で勝負する。毎日配信する。コミュニケーションする。
リアルのイベントをやり実際にお会いする人数を増やす。
外からの権威付けをする(出版、取材、著名人の紹介とか有名な取引先とか、賞を受賞したとか、なんでもいいので実力を裏付けるものをできるだけ作る)
圧倒的な結果を出す。お客様を喜ばせる、などをすることで可能です。
ビジネスの基本とそう変わりません。実名で顔写真さえ出していれば、信頼できるっていうものでもありませんからね。
後悔しないビジネスネームの付け方と考え方
ビジネスネームを使う時の注意点は、「実名に近く、ほんとうにありそうな名前」にすること。難しい漢字、英語を使わないこと。
会社員の方がビジネスネームをつける際、本名にできるだけ近い名前にすることをオススメしています。
例)本名が「青山華子」の方の場合、ビジネスネームは「青山 華」「青山はな」「蒼山花」「蒼山花子」「あおやまはなこ」など。
詳しくは、こちらの記事に書きました。
ビジネスネームのメリットとデメリット
顔写真のかわりに何を使うか
イラストを作る時の注意点は、できるだけ本人に似ていて、特徴が出ているイラストにすること。
イラストはかなり難しいのでテイストにはこだわってください。私もこのイラストにしていた時には「詐欺」「イメージと違う」だのなんだの言われました。似顔絵ではありませんと何度言ってもムダでした。
そのあと、こちらに変更してからは、クレームは一度もありません^^
メディアを運用するにあたってのあれこれ
●実名制のfacebookはどうするか?
●ホームページは?
facebookはビジネスネームと似顔絵イラストではじめましょう。削除が心配な方はフェイスブックページを運用されると安心です。ホームページも同様です。
●ブログは?ツイッターは?
こちらは最初から匿名性の高いメディアなので全く問題ありません。
●グーグルプラスなど他のメディアは?
こちらもfacebookと同じ考えでいいと思います。
講義やセミナー、研修ではどうしているの?
顔出しNGな有名ブロガーの「ちきりん」さんは、講演の時もお面をかぶっているそうです。私は、講義やセミナー、研修では普通に登壇してます。ただし、撮影禁止にしてもらっています。
ユーチューブなどでは、仮面をつけて出たこともありました。知らない人が見てざわざわされましたので、これは勇気がいります。
その他のよくある質問
Q:途中から本名に戻すことは出来るの?
A:私は、2007年まで、実名&顔写真を公開して活動していました。当時、朝日新聞や日経新聞、日経ウーマンなどの雑誌、業界紙に掲載されたし、WEBサイトのインタビュー、深夜のTV出演もしたことがあるので、その記録がどこかに残っているかもしれません。
2008年に、ビジネスネームに改名し、そこから今のスタイルに変更しました。
前から知りあいの方たちには「今後、ビジネスネーム、顔出ししないで活動します」とご連絡しました。
特に問題はありませんでしたが、昔の私を知っている方は、未だに旧姓で呼ぶ方もいらっしゃいます。
それと逆パターンで考えると、週末起業から起業して本名に戻すことも可能です。
ただ、その際、違う名前を使ってしまうとせっかく築いたブランドや知名度がゼロになってしまいますので、ビジネスネームをつける際、本名に出来るだけ近い名前にすることをオススメしています。
例)本名が「青山華子」の方の場合、ビジネスネームは「青山 華」「青山はな」「蒼山花」「蒼山花子」「あおやまはなこ」など。
Q:あとで顔写真を公開したくなったら?
A:最初はイラストや顔が見えない写真にしていて、途中から変える方はよくいらっしゃいます。全く問題ないはずです。
Q:そんなことしてあやしいと思われませんか?
A:あやしいと思う人はいると思います。できるだけそう思われないようにしていますが、それは嫌だという方はお客様にしないだけです。
Q:法人取引は出来るのですか?
A:できますね。私の場合、法人設立していますから、信頼はそこである程度、担保できているのだと思います。
Q:知らない人と会うときに困りませんか?
A:困らないようにいつも白衣を着て行っています。
Q:講師プロフィールはどうしてるんですか?
A:昔は、ちゃんと顔写真付き&ビジネスネームで出していました。最近は、顔写真は求められなくなったので、イラストで通しています。
商工会のセミナーもそれで案内作っていたようですし、士業さんの業界のセミナー、法人研修、どれも問題なく通りました。
Q:顔出ししないとSNSブランディングで不利になりませんか?
A:それはやり方次第です。
Q:写真撮るときにいちいちめんどくさくないですか?
A:もう慣れたので、毎回スムーズにいってます。
Q:どうやって目印になる扇子を使おうと思いついたんですか?
A:大阪の街を歩いている時、ふとひらめきました。これ、本当です。
Q:パワーブロガーの田渕さんは「ビジネスネームは偽名だから絶対ダメ」と言ってますが、それはどうなんですか?
A:正しいです。本名を出したほうがいいです。ただ、違う考えもあるってことでご理解ください。
Q:勝手に写真撮られたりしないんですか?
A:最初のガイダンスでご案内しますので、そういうことはないですね。
Q:写真をとるのが普通の多人数イベントで、主催側が写真NGだとみんな困りませんか?
A:ありました。その時は文句を言われたので、途中から「仮面」をかぶってました。
Q:自撮りをしないと損しませんか?
A:そんなことくらいで損しません。
Q:こういうことすると厳しい業界、許される職種ってありますか?
A:おそらく一番厳しいのは金融関係。私は、今は金融系の仕事を一切受けていません。官庁とか学校とか、かたい業界もNGかもしれません。TV出演はできませんが、雑誌の取材は大丈夫なことがほとんどでした。
IT系はゆるいところが多いですね。ネットビジネス関連、WEB系も大丈夫そうです。
写真や作品そのもので勝負する業界も、さほど顔写真があるかないかは問題にならないと思います。
作家、ライター、クリエイター、タレント、ミュージシャン、占い師など、ペンネームが当たり前の業界ってありますね。そっちは本名で活動している方のほうが少ないかもしれません。顔写真もあってもなくても大丈夫ではないでしょうか。
【顔出しNG、ビジネスネームでうまくいっている人は?】
それはこの方!起業エンジンメーカーの阪井裕樹さん。
阪井さんは、コーチ・コンサル・講師のビジネスを、ノート3冊の自分史から揺るぎ無い自分軸を見つけ出す『起業エンジンメソッド』で集客しない×高単価へ変化させる専門家。月商7桁・単価6倍等でコンサル卒業率100%継続中。
会社員時代に週末起業し、2ヶ月前に独立され、顔出しNG、ビジネスネームのまま大活躍されています。会社にばれない活動法など、いろいろ工夫しながらやってきたようで、私とはまた別のノウハウをお持ちです。
顔出しNGでも起業はできます。
●こちらの記事も、ぜひ参考に!
副業コーチ・コンサルタントの顔出しNG起業のススメ
ビジネスネームや顔出しなしでもしっかりと実績を作る方法をメルマガで書いています。
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