1冊の本が本当に誰かの人生を変えてしまうこともある

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私が2冊目の本を出版した時のこと。

出版記念セミナーに84歳の男性が参加してくださいました。

セミナーのテーマは「twitterとアメブロでビジネスを加速する」だったので、会場は30代40代の方が多く、いささか会場の雰囲気からは浮いていましたが、その男性は一番後ろの席で何やら熱心にメモを取られていました。

仮にその方をKさんとします。
Kさんはセミナーが終わると、私の方にやってきて2冊、本を差し出されました。1冊は彼のために、もう1冊はお孫さんのためにサインをして欲しいとのこと。

ふと、本を開いてみたら、本にはたくさんのラインマーカーが引かれ、何回も何回も読んだ形跡があったのです。

「この1冊は孫のものです。孫のかわりに私がサインをもらいに今日は飛行機に乗って来たんです。実は、孫は交通事故で歩けなくなってしまったのです。車椅子の生活になりしばらく落ち込んでいましたが、青山さんの本を読んで一念発起し、twitterとブログを始めました。

まだまだ始めたばかりでつたない内容なのですが、twitterやブログに可能性を感じ、これならベッドの中からでも自分の想いを世界中に発信できると、一心不乱に今、取り組んでいます。

あんなにいきいきとした孫を見たのは初めてで・・・
・・・・・・・
・・・・・・・
・・・・・・・
本当になんてお礼を言ったらいいか・・・
・・・・・・・
ありがとうございました。」と最後は涙ぐんでいらっしゃいました。

Kさんは、福岡から東京までわざわざいらしてくれたとのことで、私がサインをした後は、急いで帰って行かれました。

私の著書「twitter×アメブロでビジネスを加速する本」は、PC関連の実用書。淡々とノウハウが書かれている、全然、感動的な内容でも何でもないノウハウ書です。

だから、正直、この本が誰かの人生を変えるとか、そんな大げさなことが起こるはずがないと自分でも思い込んでいました。

でも、たった一人でも、私の本を読んで勇気をもらった人がいる。
ほんの少しでも人生を変えた人がいるんだ。

そう思った時、心の底から何かが込み上げてきて、思わずその場で私も泣いてしまいました。

私は執筆が早い方ではなく、あまり得意でもありません。

執筆は大変で、途中で投げ出しそうになったこともあったけれど、がんばって本を書いて良かったなと思った出来事でした。

たった1冊の本のつながりから、こんな出会いがあるなんて、私はとても幸せだと思います。

小さなご褒美
 
あなたが書いた本も、
知らないうちに誰かの人生を変えているかもしれません。

「本」ではなくて、SNSやfacebookや、何気なく書いたブログの1つの記事が、どこかの誰かの人生に深く深く影響を与えているかもしれません。

言葉を1つ投げかけると、誰かが反応し、その反応がまた別の人に伝わり、メッセージが波紋のように広がっていく。

言葉って本当に奥深いですね。

【感情が大きく動いた時、ヒトは素晴らしい文章が書ける】

これは、私の持論です。

生きていて悲しいことや辛いこと、悔しいことがあったとき、
飛び上がるほど嬉しいことや楽しいことがあったとき、
あなたの心のセンサーと言葉の力を全開にして、ぜひ全力で記事を書いてみてください。

きっとその記事は、必要としているどこかの誰かに必ず届くと思います。

私も日々、言葉力を磨き、心に届くメッセージを発信し続けたいと思った日でした。

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