リモートワークで働くメリットとデメリット
リモートワークという言葉を聞いたことがありますか?
リモートワークとは、所属している会社のオフィスではなく、自宅など「会社以外の場所」で働くことを指します。
インターネット環境が急速に整ったことで、自宅やレンタルオフィス、シェアオフィス、カフェなど、会社のオフィス以外で働くことがしやすくなりました。リモートワーク、テレワーク、在宅勤務など呼び方の違いはありますが、共通しているのは「会社のオフィス以外で仕事をする働き方」だということ。
近年では、クラウドソーシングサービスで有名な「ランサーズ」や「クラウドワークス」の台頭により、ITに詳しくない人でもライティングや簡単なテープ起こしなどをする人が増えたそうです。一時期のノマドワーカーのブーム以降、そんな働き方に憧れている人も多いのでは!?
先生相談室の事務局をサブで担当している僕、伊藤もリモートワークをしています。
基本、仕事はエンジニア(プログラム開発とサーバ設定)ですが、最近では働き方について聞かれることが増えました。
何かと話題のリモートワーク。良い面ばかりが取り沙汰されますが、もちろん悪い面もあります。今回は、メリットデメリットについてまとめてみたいと思います。
リモートワークのメリット
時間にも場所にも縛られない
最も注目されやすいメリットですね。たしかに縛られません。
会社で働いていたならば、お腹すいたーと思っても、気軽に好きな時に食事に行ける雰囲気ではないときもあるでしょう。
満員電車に乗らなくてもいいですし、好きなカフェで仕事をすることもできます。
早朝に仕事を片付けて午後からは好きなことをするということも可能ですし、深夜に仕事をしてもいい。もちろん締切はありますが、それさえ守っていれば何時に働いても文句を言う人はいません。
そういった「縛り」に関してはリモートワークでは一切ありません。
リラックスしながら仕事ができる
企業に努めていると、その環境に嫌でも合わせなくてはいけませんが、リモートワークであれば仕事をする場所が基本的に自宅になります。
よって、リラックスできる環境を整えることは難しくありません。
あなたが好きなぬいぐるみを置いてもいいでしょう。あなたが好きな観葉植物だって置けちゃいます。好きな音楽を聞きながら仕事をしても怒られることはありません。
リモートワークのデメリット
仕事の区切りを意図的につけなければならない
企業に勤めている場合、就業時間があるので、基本的にはその範囲で仕事をしなければいけません。強制力が自然と働くので、意識しなくても「区切り」はつきます。
一方、リモートワークはいつでもどこでも仕事ができてしまうので、始まりや終わりに「区切り」がありません。ですから自分でしっかりと時間を制限しなければならないんです。
これはやってみなければわかりませんが、意外と難しいんですよ。
楽しい仕事ならなおさら、仕事をずっとやり続けてしまって休息を忘れてしまいます。がんばりすぎて体を壊してしまった場合、すぐに誰かがカバーをしてくれる体制を取りにくいので、ここは十分に気を付けなればなりません。
集中する環境を作ることが難しい
リラックスする環境が簡単に作れるメリットがある反面、仕事に集中するための環境を作ることが難しいです。
ついついYouTubeを見てしまったり、ちょっと休憩がてら…とテレビをつけてしまってそのままダラダラ過ごしてしまいます。
企業で働いていたときのほうが、かえって生産性が高かったのではないか…と思ってしまうこともあるでしょう。
集中するための環境を自ら作ることは、企業で働くよりもハードルの高い「仕事」となります。
良くも悪くもすべての責任は自分にやってくる
リモートワークというと、楽そう、自由というイメージばかりが先行します。
確かに自由で楽しいのは間違いありませんが、「何かあったとき」のフォローは何もありません。
例えば会社員であれば、病気で会社を欠席しても誰かがフォローしてくれます。病気が深刻なときには、休職制度もあり、福利厚生がある程度整っているので、安心して休むことができるでしょう。
でも、リモートワークをしている場合、その間何もできないので、フリーランスや出来高制で働いていると収入が途絶えてしまうんですよ。
「働いた成果」で報酬をもらっているわけですからね。
病気の程度によっては、病院でリモートワークするということも可能なのですが(笑)
そうは言っても、会社員ほど保証がされていないのは確かです。
また、中には会社員でリモートワークという方もいらっしゃるでしょう。そういった方たちは、いざリモートワークをしてみると、突然PCが壊れたり、データが飛んでも、何かがわからなくても教えてくれる人はいない、助けてくれる人がいないことに愕然とするようです。
リモートワークは、ひとりでPCやインターネットを使った仕事をするのがメインになることが多い働き方。ある程度のITリテラシーがないとなかなか厳しいです。
いずれにしても、リモートワークは自由だから良い! とか、会社員(出勤型)はだめといった話ではなく、どちらにも良い点悪い点があるということを押さえておきましょう。
その上で「自分はどちらに向いているか」を考えてみてください。
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