セミナー代金のもらい方~現金?振込?カード?先払い?
セミナーやイベント、勉強会などを開催するとき、受講料(代金)は、いつどうやってもらえばいいのでしょうか。
その前に、セミナー代金価格の決め方について、まだ読んでいない方は、セミナーや講座の価格の決め方(値決め)についてを読んでおいてくださいね。
さて、代金の受け取り方ですが、大きく分けて「当日現金払い」「事前振込み」「事前振込みかクレジットカード払い」があります。順に説明しますね。
当日、現金払いの場合
当日、現金で代金を受け取る場合、以下のようなメリットデメリットがあります。
【メリット】
・参加者が気軽に申し込みやすい
・事前の入金確認や返金処理の手間がない
・ふらっと予定が空いた時、当日参加するひとを呼びやすい
【デメリット】
・事前入金に比べてドタキャン率が増えるので参加者の実数が読みにくい
・当日、おつりを渡したり領収書発行の手間・時間がかかる
・代金の回収が遅くなる
よって、10名くらいまでの少人数で行う勉強会やセミナーなど気軽に参加してもらいたいものや、ある程度、人数の増減があっても問題ない会場で開催するイベント向きといえます。
事前振込の場合
当日、現金払いの時のメリット、デメリットが逆になります。
つまり、事前に入金確認しなければならない手間が増えるが、確実に代金を回収でき、キャンセル率も低くなるということです。
【メリット】
・本気度の高い人が申し込む確率が高い
・お金の管理は、記帳するだけで入出金が明確になるのでラク
・キャンセル規約を定めておけば、当日キャンセルは返金しないので利益は確保される
【デメリット】
・申込みは若干ハードルが高くなるので気軽に参加しにくい
・事前の入金確認や入金催促の手間がかかる
・リマインドメールを送ったり確認をしっかりしないと振込忘れが多い
クレジットカード払いの場合
参加費が数万以上など、ある程度高額のセミナーなどの場合、ペイパルなどを導入してカード決済ができるようにしたほうが申込み率は上がります。
金額にもよりますが、カード払いをする方は約30-70%ほどいます。
相手が法人であれば、クレジットカード払いの方はほとんどいませんが、個人の方が参加者の場合、クレジット払いを希望される方は多くなっています。
できれば、振込のほかにカード決済も用意しておくといいでしょう。
ただ、カード払いの場合、手数料がかかりますので、現金で代金をいただくより、粗利は下がります。数千円くらいの講座やセミナーで少人数で開催するものでしたら、カード払いはなくても問題ないと思います。
支払方法については、他にコンビニ払いや電子マネーなどもあります。ただ、通常、講座やセミナーの代金は、振込とカード、または現金だけで回収しているところがほとんどです。
青山華子はどうしているか?
私個人の意見としては、[事前振込]とクレジットカード払いの両方を用意することオススメします。
高額のセミナー(10万円以上)だと、クレジットカード払いが多くなります。また、振り込み忘れなどもなくなりますので、クレジットカード決済を入れると入金率は高くなります。
コンサルティング代金はどうか?
個人向けのコンサルティングの場合も、事前振込で入金されてからコンサルティングを行う場合と、当日、コンサルティング終了後に現金で回収する場合、カード決済も併用している場合があります。
これは、コンサルタントの信用度と、お客様の層、それからあなたのスキル、コンサルティング代金によって変わってくるでしょう。
ちなみに、私の場合、個人向けの単発コンサルティングは、あまり行っていません。金額は、コース内容により「3か月15万円、30万円、50万円(税別価格)」です。
支払方法は、事前振込とBASEというシステムを今のところ使っています。
単発のコンサルティングは、5万円~ですが、はじめての方限定でトライアル価格90分、25,000円で行っています。こちらは、当日、現金払いでもOKとしています。
どの方法にするかは、あなたの戦略次第で決めてくださいね。
支払い方法についての考え方まとめ
・真剣度が高い方を集めたいなら「事前振込」にする。高額の場合、振込、カード払いの両方を用意する、分割払いを用意する。
・気軽に参加してほしいなら「当日現金払い」にする。
ということになります。
なお、当日現金での代金回収は、受付に時間がかかりますので、多人数のセミナーの場合は、受付スタッフを何人か用意しておくのを忘れないようにしてくださいね。
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