がんばって作った新サービスが思ったほど売れなかった時に見直したい「ゆっくり」という価値
青山 華子
- 新サービスを作ったけれど思ったより売れなかった
- 頑張って作ったのに買ってくれたのは数名だった・・・
- 仕方が無いので、また違うサービスを開発するか・・・
・・・いつも場当たり的にサービスを作っては販売しているけど、毎回パッとしないパターンを繰り返しているあなたへ。
こんにちは。青山華子です。
私のメルマガを読んでくださった読者の方から、「華子さんの方法で、サービスを新しく開発しなくても、時間をかけずにお客様が3倍以上になりました！」という、うれしい報告をいただいたのでその方法を紹介したいと思います。
今回の記事は「いつも場当たり敵にサービスを開発している人ほど考え直して欲しい、ゆっくり売る方法」についての提案です。
※この記事は、青山華子のメルマガ：◎◎ならあの人！と呼ばれる存在になる！あなたの値段を３倍にするブランディング・集客法で書いた内容を、一部、省略＆加筆してお届けしています。
新サービスを作る時の意外な落とし穴
通常、もっと売上を上げたいけれど、今のサービスラインナップではこれが限界だと思った時、新しいサービスや商品を開発しようとしませんか？
それで、新規の講座をリリースするとか、誰かとコラボしたサービスを発売するとか、別の高額サービスを考えたりしてしまいがちです。
もちろんそれも「あり」なんですが、新サービスの開発をして販売するって思っているより時間がかかるんですよ。
- それが売れるかどうか試す必要がありますし
- サービスや商品を作りこまなければならない
- 新しいランディングページも作らないといけない
- サービス内容によっては、別の層のお客様を集めなければいけないので集客も大変になります。
結果、新サービスを作ったけれど時間がかかりすぎてその間は売上が止まってしまったとか、作ったけれど売れなかったということになってしまいがち。
また、よくある例は、少ない人数、例えば3人とか5人くらいには売れたけれど、思ったよりお客様が増えなかったので、またまた違うサービスを開発し、場当たり的に販売。
これもぱっとしないので、次は違う製品を開発、と気がついたらたくさんのサービスができてしまっているというもの。
もしかして、あなたもやっちゃってませんか？
このパターンって本当によくあるんです。
これをしてしまうと手間ばかりかかって、売り上げを上げるためにたくさんの労力が必要になります。
既存のサービスを「お客様が変わりたいスピード」に合わせる売り方
それよりも、サービスを【お客様が変わりたいスピード】ごとに分けて、それぞれ価格帯を変えて案内する方が、時間もあまりかからず売れやすいです。
たとえば、
1、とにかく一日も早く結果を出したいお客様には→30日間集中コース、1DAY合宿、週末集中コースなど「ある程度の期間、集中してやるコース」を。
2、ある程度の期間限定で取り組みたい方には→3～6カ月コース
3、ゆっくり変わりたい方には→毎月継続コースや1年コース
（＊期間はあくまで例です）
1が最も高価格で、2が1よりは安く、3は一番価格を安くします。
すると、価格が高くて手が出せなかった方や、急に変わるのが怖いとか、ゆっくり進めたかったという方に同じサービスが売れるんですね。
厳密には、100％同じサービスではなく、サポートやお届け方法は少し変わりますが、メニュー自体は同じなので、新しく開発をする手間が少なくてすみます。
1つのサービスをサポートの手厚さで分ける方法も
相手が変わりたいスピードの他にも、自分がどの位サポートをするか？によって分ける方法もあります。
例えば、
- 手取り足取りコース（高額）
- ある程度、自分でやってもらうコース（中くらいの価格）
- 完全セルフサービスのコース（リーズナブルな価格）
などが挙げられますね。
これを教える仕事に応用すると、
1は、マンツーマン
2は、グループレッスン
3は、ＤＶＤや動画・通信教育
という形になります。
こんな風に、教えることは同じでも、形態を変えたり、一回に提供する量を調整するだけで別のサービスになるんです。
最近目に付くニーズの変化「ゆっくり少しずつ学びたい」人たち
以前は「早く変われる」というのが流行っていて短期間のコースの方が一般的に売れていましたが、
ここ2年くらいは「ゆっくり、少しずつ学ぶ」コースもかなり人気です。
「忙しいのでスピードについていけない」
「もっとゆっくり教えて欲しい」
というニーズも、確実にあるんですね。
特にメルマガやブログなどでネット集客をしている場合、最初の方に申し込んでくる方は、「やる気があり、スピード感もある方」です。
どうしてもこちらにとらわれがちですが、実はマーケティング的にそういう方たちは、2割か3割くらいなんですよ。
ですから、別の機会に「ゆっくりコース」を案内すると、今までは申し込まなかった方が申し込んでくださる確率が上がります。
もちろん定番のそのサービスが、「ある程度、ニーズがあるもの」でないと売れませんが、一定数お客様がいるなら、この方法であまり時間をかけずにお客様を増やすことができます。
もし、あなたが、次々とサービスをリリースしてしまうタイプなら、ぜひ今度はこの方法をやってみてください。
意外な人がきっと申し込んでくるはずです。
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