他の人の意見は聞きすぎてはいけない【半分の法則】

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青山華子の本を読んでいる写真

お客様の意見や他の方のアドバイス、アンケート結果などはどこまで取り入れるべきなのか?について今日は考えてみます。

※青山華子のメルマガ
○○ならあの人!と呼ばれる存在になる!あなたの値段を3倍にするブランディング・集客法より、内容を一部抜粋して編集した記事です。
 

他の人の意見は聞きすぎてはいけない【半分の法則】

巷ではよく「他の人の意見を聞け」とか「第三者のいうことに耳を傾けなさい」と言われていますね。

でも、あえて言います。

他人の意見を聞きすぎると「迷いの罠」に落ちます。かえって売れなくなることも多いんです。

聞くときには「聞き方」と「聞く相手」を選んでください。

先日、こんなことがありました。

知人の会社のスタッフのみなさまに、私が現在、執筆中の新刊の<タイトル、帯、まえがき>だけを読んでもらい、「この先、読みたいと思うか?」「お金を出してまで買いたいと思うか?」と聞いてみてもらったんです。

すると、

■全然、内容に惹かれない
■なにこれ?意味わかんない
■何が書かれているのかわかりにくいので読みたくない
■他人の人生には興味がないので買わない
■偉そう、硬そう、難しそう

と、まあ、さんざんな評価だったのです。

一瞬、へこみますよ。これだけ酷評されると。

もう全文書き直した方がいいかもしれない、と思っちゃいますよね。

そのあとに、いろんなアドバイスもいただきました。ここをああした方がいいとかこうした方がいいとか。

でもね、ちょっと待って。

よくよく考えてみると、私の今度の本のターゲット層(届けたい人)は29歳-34歳くらいの、ちょっと「がけっぷち感」を感じつつ、毎日がんばっている働く女性なのです。

上記の意見をくれた方は確認してみたら、男性や20代女性など、私の狙っている読者層以外の方たちの意見だったので、そもそも聞く人がずれていたわけです。
 

意見を聞く時にも判断軸を持とう

このあと、もう一度ヒアリングをしました。

かなりターゲットを絞って同じ内容を聞いてみることにしたのです。すると、今度は好意的な意見がかえってきました。

タイトルもいい!表紙もいいと思います、という意見も増えました。

やっと前向きな意見を聞けて安心したことを思い出します。

私の例のように、誰かに意見を聞いてみる時は、聞く相手を選ばないと失敗します。ヒアリングやアンケートをしたことで、かえって売れなくなってしまったら本末転倒ですね。

意見を聞くときには、具体的に以下のことに気をつけてください。

大前提:お客様候補、その周辺に聞いてみること。対象外の人の意見は、聞き流すこと。

★自分の方針を決めてからヒアリングする

・自分の軸を持って聞く
・「自分らしさ」が消えない選択をする
・迷ったら「直感」に従う
・どんなに他人にとやかく言われようが、自分が
 「これだったら売れるまでがんばれる」という覚悟があるものを選ぶ。
 
青山華子

 
集客できないという人のほとんどは、テクニックの問題よりも「自分のお客様像が明確に見えていない」 ことが多いのです。

他人の意見を「部分的に」または自分で勝手に解釈してとりいれ、どんどんズレていってしまいます。

あなたは「誰に意見を聞いたらいいのか」がちゃんとわかっていますか?

すぐに「はい」と回答できない方は、もう一度、過去のメルマガを読んで復習してくださいね。

◆今日のポイント ・お客様が明確に見えていますか?

・意見を聞くべき相手をわかっていますか?
・どんな時でも「自分の軸」を意識しましょう

【実践へのヒント】
あなたのお客さまはどんな人ですか?
一人理想のお客様を選び詳しく書き出してみましょう。

1.その方の家族構成、住んでいる場所、働いているかどうか
2.どんなライフスタイル?
3.好きな雑誌や本、作家、映画、テレビ番組など
4.どんな人から影響を受けているか?
5.その方の好きな言葉は?
6・誰のブログやメルマガを読んでいるか?
7・何かを買う時、どんな点にこだわっているか
8・普段は何にお金をかけているか
9・同類のサービスをいくらくらいなら高いと思い、
いくらくらいなら「妥当だ」と思うか

※わからなかったことが多ければ、まだまだ「お客様理解」が必要です!

【追記2017年3月14日】
結局、こちらの本は、まあまあ売れました。やはりヒアリングした層がずれていただけで、ちゃんとメッセージが届く方には響く内容だったのかなとホッとしたことを思い出します。
 

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やはり他人の意見に振り回されすぎるのもダメですね。「話半分の法則」は、自分も意識していこうと思いました。
 
 
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