異業種交流会での自己紹介のコツ
自己紹介であなたの言いたいことは伝わっていますか?
講師・コンサルタント・先生業になると、いろんな場所で自己紹介をする機会がありますよね。自分が登壇するセミナーや研修、講演、パーティでのスピーチなど、たくさんの方の前で話す機会もあれば、異業種交流会や他者主催のセミナー後の懇親会でお会いした方に1対1で自己紹介することもあります。
今日は、異業種交流会や懇親会での自己紹介のコツについて書いてみます。
先生業や専門家の80%以上は「長い長い病」
突然ですが、あなたは、「自己紹介」に自信がありますか?もしかして「長い長い病」にかかっていませんか?
長い長い病とはなにか?
専門家が知らず知らずのうちにかかっている病気です。(勝手に私が命名しました)
この症状の特徴は、とにかく話が長いということです。
●たとえば自己紹介の場面で
長い!
まだしゃべるんだろうか?と思うくらい長々と話している。
話している本人は気持ちよさそうですが、聞いている方は、途中から
疲れてきちゃいます。
自己紹介は、長くても1分程度でとどめてください。
長すぎるあなたのお話、きっとほとんどスルーされちゃってます。
(注:自分の講演、セミナー等を除く)
●PRタイムやスピーチなどで
制限時間が設けられてない場合、やっぱりここでも話が長い長い。
だらだらと、商品やサービスの特徴を並べ立てていますが、
残念ながらそれ、ほとんど伝わっていません。
●たとえば、ブログ記事でも
やっぱり長い。
よく読むと、重複している箇所がいっぱい。
で、全部読んでも何が言いたいのかわからない。
長い話を最後まで聞いてもらうには、すごいスキルがいります。話が長いと、結局、あなたは何をしてくれる方なの?で、いったいなにが言いたいの?と思われてしまうことがほとんどです。
わかりやすさの基本は、・一文が短く・シンプルな表現で言い切ること
自己紹介も、ブログも、facebookも基本はみんな同じです。短く、シンプルにまとめるだけで、あなたの話は格段に伝わるようになります。
こんな話をすると、「そんなことわかってる。でも、実際はできないんだよね」と言われることがあります。
そう、話は短くまとめるほうがいいとわかっている人は多いのに、いざやろうとしても、できない人がほとんどではないでしょうか。
なぜ、話が長くなってしまうのか?
私が今まで会った方たちを分析するとたいてい、以下のどれかに当てはまります。
・聞き手のことはあまり考えていない。しゃべるのが気持ちいいのでとにかく話す
・何が自分のアピールポイント、強みになるのかわかっていない。よって何でもかんでも伝えようとしてしまう
・職人気質で完璧主義。「はしょる」ことで生まれかねない小さな誤解が気になり、細部まできっちり説明しないとなんだか落ち着かない
・自分に自信がない。なので、いろいろと話して何とかわかってもらおうとしている
・その場で思いつくことをただ口にしているだけ。話の順序とか構成とかを意識していない。
じゃ、どうしたらいいの?
たまたまWEBを見ていたら、こんな記事を発見しました。
言いたいことは3つに絞る、など参考になることが書いてありましたので、ぜひ読んでみてください。
人に覚えてもらえる:第一印象を左右する自己紹介のポイント6つ
大学生向けの記事ですが、なかなか的を射ています。初級者は、まずこの6つをしっかりマスターしましょう。
●最初の1フレーズで惹きつける「はっとして共感する法則」とは
話が上手な人は、最初の1フレーズで聞き手を惹きつけます。これは、文章の書き出しで惹きつけるのと原則は同じです。
たとえば、以下のような感じです。
◆ある自己紹介の例◆
こんにちは。
夫の浮気解決コンサルタントの青山華子と申します。
実は、その家の玄関を見ただけでその夫婦がその後、離婚するかどうか98%わかるって知っていましたか?
(えっ?そうなの?とここで惹きつける)
玄関の○○には、xxがあらわれます。ここが~になっていると、夫婦仲がうまくいっていないことが多いんですよ。
(へ~ なるほど、と共感してもらう例を入れる)
ですから、夫婦仲を良くするためには、玄関の◯を整えることがまず真っ先にやることです。
実際これで過去の8割以上のクライアントさんが、夫とコミュニケーションがとれるようになった、という実績が出ています。(自分に頼むとどんな未来が得られるのかを短くアピール)
この例のように、ちょっとしたことを変えるだけで夫の浮気は解決できることが多いんです。
もちろんやることはそれだけではありません。
もし、あなたが、夫の浮気で悩んでいるとか、もっと話を詳しく聞きたいと思っていらっしゃるなら、
あとでこっそりと私に声をかけてください。
東京・目黒で活動している夫の浮気解決コンサルタントの青山華子でした。
(最後にもう一度、肩書、フルネームを繰り返す。この時、活動場所も入れると更に良し)
どうぞよろしくお願いいたします。
※この例は、適当に私が考えたものですので、あくまで参考として考えてみてくださいね。
まとめ
このように、自己紹介では、
========================
・誰の
・どんな問題を解決できるのか
・自己紹介後、「して欲しい行動」を促す一言を入れる
========================
だけで、あなたが来てほしいと思っている方が、向こうから自己紹介の後で声をかけてくれる可能性が高くなるんです。
興味を持ってもらった方がいろいろ質問をしてきたら、その時こそ、あなたのうんちくやノウハウ、いろいろな事例などをしっかり話すチャンス到来です。
ここでは、少しくらい話が長くてもだいじょうぶです。だって、相手が興味を持って「聞きたい」といってるんですから。
残念ながら多くの方が、興味があるかないかわからない人、まだそんなに距離が縮まっていない不特定多数の方に向けて、
いきなり核心の話までわかってもらおうと話してしまいます。
相手が興味を示す話し方というのは、まず出だしで「はっ」としてもらって、「そうそう、そうなんだよね」と共感したり、「へ~そうなんだ」と関心を持ってもらってから答え(解決法)や、詳しい情報をお伝えするという流れで構成されています。
これを私は、「はっとして共感する法則」と名づけています。
たくさんの人が集まる異業種交流会の場などであなたに興味がある人に、向こうから話しかけてもらうには、この法則に従って自己紹介を組み立てると、うまくいきます。
◎自己紹介が変われば、あなたのビジネスへの反応も変わります。
◎出会いたい人が、向こうから話しかけてくれます。
ぜひ、あなたも、ご自身の自己紹介をもう一度振り返って考えてみてください。
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