こんにちは。青山華子です。
本日は、自分のシゴト構築コーチ(田舎暮らし起業の専門家
)梅崎靖志さんをゲスト講師にお迎えして「ファンもお申込みも増える!発信の3つの秘訣」というテーマでお届けします。
この記事について
この記事は2024年9月26日に開催された無料オンラインセミナーの書き起こし記事です。 内容の一部を公開することで、あなたのお仕事の参考になれば幸いです。ぜひご覧ください!
書き起こし記事の編集を担当した、先生相談室サポートメンバーの中村です。 なるべく対談型で読みやすくなるよう、記事では私もところどころ合いの手を入れさせていただきますね!
こんにちは。自分のシゴト構築コーチの梅崎靖志です。今回は、私が日頃から実践している発信のポイントについて、詳しくお話しいたします。
今回の講座は、私が長年の経験や知見をまとめたメール講座の内容から、特に重要な3つの秘訣をピックアップしたものです。
あなたの発信力が向上し、ファンや申し込みの増加につながることを願っています。
梅崎先生の自己紹介
まず私の自己紹介をさせてください。
私は自分のシゴト構築コーチとして活動する傍ら、「風と土の自然学校」という名前で、大人向けおよび親子向けの連続講座を提供しています。
この自然学校は、自分の手でつくる・循環する・暮らしを楽しむ、そして我が家の衣食住・エネルギー・健康などの自給率をアップしていくというテーマで活動しています。
活動拠点は、長野県と山梨県の県境にある八ヶ岳の南側です。田舎暮らしをテーマにしているんですが、私自身は東京都練馬区で育ちました。
自然学校の雰囲気も感じて欲しいので、うちのスタッフ紹介もさせてください。人間のスタッフは私とパートナー、そして中学3年生の娘です。ここに加わるのが、ミツバチ、猫、そしてヤギたちです。
ミツバチは作物の受粉を手伝ってくれたり、ハチミツも提供してくれます。ヤギたちは、草刈りと堆肥作りを担当しています。
私も地方暮らしをしていますが、こういう自然に寄り添うライフスタイルはとても憧れます!
活動は多岐に渡るのですが、例えば、建築ワークショップでは、参加者が実際に手を動かして小屋作りなどを体験。また、野菜作りや稲作の講座では、種まきから収穫まで一年を通して農作業を学びます。
親子向けの講座では、自然体験や暮らしの体験を提供。単に子どもたちに体験を提供するだけでなく、参加したお母さん同士のつながりを作ることも大切にしています。
最近では、オンライン講座も開催しています。これにより、全国各地はもちろん、海外からも参加者を迎えることができるようになりました。
最初はお客様も少なかった…起業してからの道のり
私が起業したのは2003年のことです。当初は別の仕事と掛け持ちの2足のわらじ状態でした。本格的に現在の活動を始めたのは2011年、富士山の近くに移住してからです。
当時あったのは根拠のない自信と家族の理解、そして友人たちの応援です。この活動を始めた当初は、お客様もすごく少ないところからスタートしました。
2012年には、年間講座の第1期を始めました。幸い満席となったものの、これだけでは生活を支えるには不十分で、さまざまな講座を企画・募集しました。
中には申し込みがほとんどない講座もあり「僕から学びたい人なんていないんだ・・・」とくじけそうになることも多々。そのたびに「自分のやりたいことをもっとしっかりやっていこう!」と奮起していました。
当時、自分なりに発信を頑張ればうまくいくに違いないと思い、アメブロでいろんな記事を書いていましたが、やはり自己流では売上も低空飛行でなかなか上向きにはなりません。
試行錯誤する中で、単に文章が書けることと、「売れる」文章が書けることは全く別物だということにようやく気づき、お客様が興味を持ってくれたり、講座に参加したいと思ってもらえるような文章の書き方を学びに行きました。
すると、少しずつお客様に来ていただけるようになり、売り上げも増えていき、現在に至ります。
本日は、私がこの過程で学んだ発信の秘訣や、注意すべきポイントを紹介していきます。
ファンやお申し込みが増える、発信の3つの秘訣
秘訣1:自分がやりたいことと相手のニーズが重なるところを発信する
申し込まれる発信のポイントについて、絶対に外してはいけないこと。それは、3つの円が重なるところに仕事のタネがあるということです。
1. 好きなこと(情熱を持ってできること)
2. 得意なこと(専門性)
3. お客様のニーズ(お客様がどんなものを求めているか)これら3つが重なるところを発信しないと、なかなかお申し込みには繋がりません。
自分が情熱を持って取り組め、かつ専門知識やスキルがあり、さらにそれがお客様のニーズと合致する・・・。そんなテーマこそが、発信すべき内容なのです。
どんなに自分が好きなことで、専門性があったとしても、相手にとって興味がなければ誰も読んでくれません。もちろん、ファンもお申し込みも増えません。常に読者が知りたいこと、求めていることを発信することが大前提となります。
成功例:うふふなみかんプロジェクト
具体的に、この成功例や失敗例について紹介します。
まずは、私が自分のシゴト構築コーチとしてお手伝いしている「うふふなミカンプロジェクト」の平原さんの例です。
- 情熱:皮まで安心して食べられるみかんを届けたい
- 専門性:実家がみかん農家。栽培の知識や経験
- ニーズ:安全で美味しいみかんを求める消費者の存在
平原さんのお父さんは当初、無農薬でみかんを栽培することに懐疑的でした。「無農薬だと綺麗なみかんは作れない。綺麗でないみかんは売れない」という意見だったからです。しかし、私の自然学校の年間講座で一緒に学んでいた仲間たちから「そういうみかんがあったら食べたい!」と背中を押され、小規模で無農薬みかんの栽培を始めることになったのです。
結果はどうだったでしょうか。予約制で募集したところ、なんと50名以上の申し込みがあり、完売。お父さんも「そんなに興味を持ってくれる人がいるのか」と驚いたそうです。
話を伺うだけでも、とても魅力的なプロジェクトだと思います!
このプロジェクトは、平原さんの情熱と専門性、そして消費者のニーズが見事に重なった例と言えるでしょう。現在、このプロジェクトは8年目を迎え、順調に続いています。
失敗例:こだわりのスパイス料理店
一方で、この3つの要素のバランスが取れていないと、うまくいかないケースもあります。
ある日、こだわりのスパイス料理店の閉店告知をSNSで目にしました。投稿を見た限りでの憶測にはなるのですが、「こういう料理を作りたい!」「こういうお店をやりたい!」という自分のこだわりを優先させすぎた結果、お客様のニーズとミスマッチが起こり、経営が難しくなったのかな・・・と。
もし最初から「こだわりのスパイス料理」を前面に押し出すのではなく、お客様のニーズと重なるところを見つけて、だんだんと認知を広げ「こだわりのスパイス料理がもっと食べたい!」という人が増えてきたら、そちらにシフトするやり方もあったのかもしれません。
これは、自分の「好きなこと」「得意なこと」に偏りすぎて、「お客様のニーズ」を十分に考慮できなかった例と言えるでしょう。
ニーズを知るためには、お客様を具体的に決めることが重要!
ここまでで「お客様のニーズ」の重要性を強調してきました。では、そのニーズをどうやって知ればいいのでしょうか。
その答えは「お客様を具体的に決める」ことにあります。しかし、これが思いのほか難しいのです。
よくある間違いとして、次のような例があります:
- 「自然農や循環する暮らしを学びたい人」
- 「アロマに興味があって学びたいと思っている人」
一見、対象が決まっているように見えますが、実はこれでは具体性に欠けます。なぜなら、この表現は結局のところ「自分の提供するサービスに興味がある人」を言い換えているだけだからです。
これは、例えばポッキーのターゲット顧客を「チョコレートコーティングされたプリッツが食べたい人」と定義するようなものです。確かに間違いではありませんが、じゃあそれってどんな人なの?となりますよね?
例えば、親しい人とドライブでもしながら(手が汚れにくい)おやつを食べて和気あいあいと過ごしたい…そんなイメージでしょうか?
その人の具体的な悩みや望み、どういうシチュエーションでサービスを利用するのかなど、より詳細な情報を設定することが大切です。
例えば、「自然農や循環する暮らしを学びたい人」を、より深く次のように定義してみます。【都会での生活に疲れを感じ、自然とのつながりを取り戻したいと考えている30~40代の会社員。休日にはベランダ菜園を小規模に楽しんでいるが、本格的な農業や自給自足的な暮らしに興味がある方】
このように具体的に定義することで、その人の悩みや望み、生活スタイルがイメージしやすくなります。そして、そのイメージに基づいて、より的確な発信ができるようになるのです。
自分の中で「こういう人がお客様だ」とはっきり決まっていればいるほど、募集した時にお申し込みをいただきやすくなります。これが発信をする時に絶対に欠かせないポイントになります。
秘訣2:1記事1メッセージ1ゴール
2つ目の秘訣は、「1記事1メッセージ1ゴール」です。これは、一つの記事や投稿で伝えるメッセージを一つに絞り、そのメッセージに対応した明確なゴール(読者にしてほしい行動)を設定するという原則です。
この秘訣を理解する前に、まず多くの人が抱える発信に関する悩みを見てみましょう。
- 書くのが苦手
- 書くのに時間がかかりすぎる
- ネタがない
- 長くなりすぎて自分でも何が言いたいのかわからなくなる
- 発信してもファンが増えない
- いいねやフォロワーが増えない
- 集客につながらない
- 既に良い記事がたくさんあるので、自分の記事なんて読まれないのではないか
こうした悩みを抱えている「書けない人」と「書ける人」の差はズバリ、伝えたいことが明確かどうかです。
書けない原因の多くは、伝えたいことが整理されていないことにあります。そのため、何を書けばいいのか、どう書けばいいのかがわからなくなってしまうのです。私も講座の中でライティングを教える機会がありますが、こういったケースは非常に多いです。
書くことが楽になる4つのステップ
この問題を解決するために、次の4つのステップで進めると良いでしょう。
1. 伝えたいことを書き出す
2. 1つのメッセージを選ぶ
3. メッセージを伝えるために必要な材料を書き出し、流れを作る
4. 読者に取ってほしい行動・ゴールを伝える
ステップ1:伝えたいことを書き出す
まず大切なのは、伝えたいことをはっきりさせることです。そのために、伝えたいことを書き出してみましょう。「こんなことを伝えたい」「あんなことを伝えたい」と、思いつくままで構いません。この作業を通じて、自分のメッセージが明確になっていきます。
いきなりPCに打ち込むのではなく、まずは紙やノートに書き出すのがおすすめですね。
ステップ2:1つのメッセージを選ぶ
次に、これから書こうとしている記事で、どのメッセージを伝えるかを決めます。ここで重要なのは、一つの記事につき一つのメッセージを選ぶことです。そうすることで、内容がシンプルで分かりやすくなります。
ステップ3:材料を書き出し、流れを作る
選んだメッセージを伝えるために必要な材料を書き出し、それらを使って流れを作ります。これはカレー作りに例えると分かりやすいでしょう。
カレーを作るときは、ニンジン、お肉、ジャガイモなど、いろいろな食材を用意して、切ったり炒めたり、煮たりします。これらの材料や手順があってはじめて、おいしいカレーができあがります。
記事を書く場合も同じです。メッセージを伝えるために必要な材料(情報やアイデア)を集め、書き出した材料を整理し、一つの流れになるように並べ替えます。これによって、読者に伝わりやすいストーリーが完成します。
ステップ4:ゴールを設定する
最後のステップは、読者にしてほしい行動やゴールを明確に伝えることです。このゴール設定が非常に重要です。
繰り返しになりますが、1記事1メッセージ1ゴールです。読者にお願いしたいゴールを1つに絞るだけで、記事がすっきりとわかりやすくなります。
あれもこれもと欲張ると、とたんに分かりづらくなるので要注意ですね。
ゴールの例としては以下のようなものがあります。
•SNSでのフォローやいいね
•DMやメルマガ登録のリンクのクリック
•メルマガやLINEの登録
•ランディングページや申し込みページへのアクセス
さらに、ゴールを設定する際は、次の例のように読者にとって欲しい行動を具体的に書きましょう。
•農的な暮らしに興味のある人はこのリンクをクリックしてください
•あなたの理想の田舎暮らしの扉はこちらをクリックすると開きます
•(DMを送ってほしい時は)「体験セッションを希望」と書いて送ってください
このように、読者の行動を具体化し、クリックやDM送信を促すような言葉がけが非常に大切になります。
これが2つ目の秘訣の、1記事1メッセージ1ゴールです。
秘訣3:ファンを増やすための発信とは?
最後の秘訣は、ファンを増やすための発信方法です。ここで言う「ファン」とは、あなたの商品やサービスを単に価格で選ぶのではなく、「あなたにお願いしたい!」と選んでくれる人のことです。
先ほどの青山華子さんパートの講義では、ファンを増やすには、大きく分けて2つの方向性があると紹介いただきました。
1. コンテンツのファンを作る
2. 人柄のファンを作る
では、ファンが増えると一体何がいいのでしょうか?4つのメリットを挙げてみます。
1.価格で比較されない:たとえ同業者が多くても、他に安い選択肢があったとしても、ファンがいれば「あなたにお願いしたい」と言ってくれるようになります。
2.リピートされやすい:あなたの発信をいつも読んでくれたり、メールやメッセージでやり取りを重ねたりすることで、「この人は大丈夫」という信頼感や関係性が生まれます。そうした方が一度あなたのサービスを買ってくれれば、次もリピートされやすくなります。
1と2だけでも、かなり大きなメリットがありますね!
3.口コミの広がり:あなたのファンとなったお客様は、周りの人にあなたのことを自発的に広めてくれるようになります。わざわざお願いしなくても「あの人がいいよ」と紹介してくれ、口コミを通じて新しいお客様が来てくれるようになります。
4.仕事の質や楽しさの向上:自分の価値観や大切にしていることを発信していくと、それに共感してくれる人が集まってきます。その結果、自分と相性の悪い人がいなくなり、良い人ばかりが集まるようになります。これにより、安心で安全な場が自然と形成されていきます。
このように、人柄を大切にしてファンを増やすことで、ビジネスの質が向上し、より充実した仕事ができるようになるのです。
では、そのファンを増やすための要素とは何でしょうか・・・?
さて、ここまで読んでみて、いかがでしたか?
セミナーの内容はまだまだ続きますが、レポート記事として公開するのはここまでにさせていただきます。
参加された方の感想
セミナー後、Facebookに寄せられた感想も一部ご紹介しますね! 全文は
こちらから確認できます。
ありがとうございました。『ビジネス脳になっているか』と聞かれて、まだ足りないなーという部分が強いです。書いて慣れていくしかないか、お客様目線を意識していくことが大切なんですね。ありがとうございました。
昨日はありがとうございました。大事なことがぎゅっと詰まった講座で、これが無料!?という感じでした。誰得、と唱えながらブログやメールを書こうと思います。ありがとうございました。
今回のセミナーは、超有料級だと思いました。ここまで、教えて頂いてやらないのはMOTTAINAI😄
また、両氏に共通した真摯でありなから親近感あふれる語り口には、実践者ならではの説得力がありました。また、受講したいと思いました。
動画では、
梅崎講師パート:
- ファンが増える3つの要素
- 申し込みが多い人の3つの共通点
- あなたのことを見つけてもらうために
青山華子パート:
- ビジネス脳になる覚悟
- ファンには3種類ある
- ファンを引き寄せる投稿を考える
- お申し込みはマッチングだ!
についてお話しています。
続きが気になる方は、青山華子の動画サイトに登録の上ご確認ください!
ファンもお申し込みも増える!発信の3つの秘訣
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そんな方向けに役立つ情報を週2回、20時頃に発信中。
【実績】
●ある手法を取り入れて、半年後に粗利が月500万円アップした学習塾。
●単価10万円の講演料が7ヶ月で30万円になった研修講師。
●月収8万円だったコンサルタントが、メルマガとブログを始め、9ヵ月で月収50万円をコンスタントに稼げるように。
●今まで全然売れなかった88,000円の講座がブログ経由でコンスタントに売れるようになった講師。
●3,000円だった受講料を10,000円に値上げし、以前より2倍以上集客もコンスタントにできている講座の先生。
●ブログ経由で仕事が殺到し、新規の受注を一時ストップしたカウンセラー。
●初出版につながった。アマゾン2連続1位を獲得できたコンサルタント。
私のこれまでのがけっぷちな人生で起きた様々なビジネルトラブルや体験談も、限定公開しています。
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