法人向けのビジネス、個人向けのビジネス、どちらに力を入れるべきか

※この記事は、先生相談室に寄せられた質問と、その回答をもとに加筆・編集したものです。
法人向けの仕事と個人向けの仕事、どちらに力を入れるべきか迷っている先生業・コンサルタントの方に向けて、収入とやりがいのバランスを整理しています。
法人向けのビジネス、個人向けのビジネス、どちらに力を入れるべきか
法人向け、個人向けビジネスの両方をやりたいという方が、私のところによく相談にいらっしゃるのですが、その配分に悩んでいる方は多いです。
年間を通してよく相談されます。
※この記事は、私が運営している先生相談室に寄せられた質問とその回答を、加筆したものです。内容は少し編集しています。
法人向けにするか個人向けにするか問題
先生相談室のメンバー様から、以下のような質問をいただきました。
【質問】
法人向けの研修をやめて、個人向けに力を入れるべきか、それとも両方がんばったほうがいいのか?
何を優先するかで悩んでいます。
●法人向けビジネス→収入にはなるがつまらない
●個人向けビジネス→やりがいはあるが集客が大変
私の中で、この2つがぐるぐるしています。
やりたいことも収入も両方を得るにはどうしたらいいですか?
まず、収益源を確保しよう
【私の回答】
本日ちょうど「法人向け研修」を中心にビジネスを展開しながら、個人向けのビジネスもしている経営者のお2人といろいろ情報交換し、だいたいの意見が一致したので、あらためて説明します。
これは「転職しよう」と思う方にもほぼ共通している悩みです。
以下の図を見て欲しいのですが、

1)やりがい
2)収入
の2軸を考えた時、以下の4つの領域に分かれます。
1、収益源の領域
2、HAPPYな領域
3、修行の領域
4、やりがいの領域
※ネーミングは私が勝手につけたものです
最初からやっている仕事の全部が「HAPPYな領域」に入る人はいません。
かなり成功している人でも「100%の仕事がこの領域に入っています」という方はいらっしゃらないのではないかと予想します。
まず、私が必ずアドバイスするのは、「収益源の領域」を押さえましょうということです。
収入に余裕があれば、やりたい仕事は、多少赤字でもできます。
あまりにもやりがいにこだわると「やりがいの領域」の仕事ばかりが増えて、「楽しいけれどあんまり儲かっていない」という仕事ばかりになってしまいます。

この「やりがいの領域」から一気に突き抜けて「HAPPYな領域」に入れる人は、タレント性のあるカリスマタイプの方だけ。他は相当の時間と行動を投入してその領域に入ります。
今、法人の仕事が受注できているならそれを手放すのはもったいないです。
個人向けの仕事から法人向けの仕事にシフトするのは、かなりハードルが高いですが、その逆はそんなに難しくありません。
まずは、法人研修の収益を確保した上で、研修のテーマや研修先を選び「その中でもできるだけやりたいこと」を探し、横の領域にある「HAPPYな領域」に入れるようがんばるのがオススメです。
「収入」と「やりがい」はトータルで得るのがいいのではないでしょうか。
次に、やりたいことを始めよう
収益源が確保できたら、かける時間の制限を決めて「やりたいこと(この場合は個人の仕事)」もはじめてください。
「やりたいこと」で◯◯円以上コンスタントに稼げるようになったら、少しずつ気の進まない法人研修を減らす、と基準を決めるといいでしょう。
全部が全部「やりたいことだけ」にしたいなら、
・収入は二の次にするか
・時間をかけてだんだんステップアップしていく
の2択になると思います。
別の収入があるとか、配偶者が生活を支えてくれるなら、とことんやりたいことに邁進するのもいいでしょう。
そうではない方にとって、収益源がある程度あると「お金を稼がないと!」という焦りがなくなります。
すると、好きな仕事、やりたい仕事にじっくり取り組めますし、一歩一歩確実にやりたい方向へ進むことができます。
やりたい仕事は、ほうっておいてもどんどん活動すると思いますから、ここではどのようにやるかは割愛しますね。
青山華子の仕事の割合は
ちなみに、弊社の場合、赤い☆がその割合になります。
「収益源の領域」 70%
「HAPPYの領域」15%
「やりがいの領域」 10%、5%
※上記は記事公開当時の考え方をもとにした例です。
事業フェーズや体制によって割合は変わりますが、「収益源を確保しながら、やりたい仕事を育てる」という考え方は今も変わりません。
ただし、「収益源」の領域を今、やっているのはスタッフです。
私にはそんなにやりたいことではありませんが、職人の彼女&彼らにとっては、「やりたい仕事に近い」ので、結果OKでやっています。
起業して3年くらいは、私もめいっぱい仕事に入っていて、
「収益源の領域」 100%
でやっていました。
私の場合、「仕事、ビジネスが好き」なので、「どうしてもこの仕事じゃないと!」というのはあまりないのです。
最初から社員を何人も雇ってオフィスも借りていたので、ほぼ365日仕事、セミナーとかランチ会、交流会なんて、最初の2年間、1つも行ったことがありませんでした。
でも、夢中になって仕事をしていて楽しかったですね。とことん仕事をしたくて起業したので、実績が出来るまではそんなもんだと思っていましたし、別に遊びたいとも思わなかった。
収益と実績がついてくれば、やりたいことなんて後でいくらでもできるようになるって思っていたから。
これは、会社員でも同じだと思います。
最初、新人の時には「修行の領域」からスタートし、だんだん年収が上がり、そこで結果を出すと「やりがいと収入」が見合った領域へ行ける。
法人向け、個人向けどちらに注力するかの総括
しばらくのうちは、法人向けに力を入れて、ある程度、定期収入が確保されてから、個人向けのビジネスをすることをおすすめしています。
もちろん、個人向けビジネスが得意な方は、順番を入れ替えてください。
両方同時にやるのは、失敗する確率が高いのでオススメしません。必ず時期は少しずらしてください。
やりたいことは、一度に全部は手に入りません。まずはできることからやりましょう。
比較的、とりやすい仕事をしっかりやって収益と実績を積み重ねることを優先。
その上で、やりたいこともやって、こちらは地道に伸ばしていきましょう。
せっかくの法人の仕事をすぐにやめないで、工夫することをオススメします。
*これは私の意見ですので、あくまで参考に。
先生相談室について
現在の先生相談室では、オンラインゼミ・やる活・事例研究会などを通じて、発信・商品づくり・note・メルマガ・LP・販売導線を整える実践的な学びを行っています。
法人向け・個人向けのどちらに力を入れるか、どの商品を育てるか、今ある仕事をどう次につなげるかなど、先生業・個人事業主が長く続く仕事の形を考えることも大切にしています。
最新の募集情報は、先生相談室ページまたはメルマガでご案内しています。
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